今日で、FANTASTICA MANIAシリーズは終了。お祭り騒ぎの雰囲気はとても好きなのだが、2019年は毎月会場に足を運んでいたが、このシリーズだけは後楽園ホールに行かなかった。結果昨年は2月だけ観戦無し。
何故か?ルチャの得意とする跳び技は、オスプレイやロビー・イーグルス、以前の飯伏などで見慣れてしまって新鮮さが無くなってしまったからだ。それに跳び技だけだと華麗さはあるけど、プロレス技としての説得力があまり感じられなくなってしまった。
ただ、今年のFANTASTICA MANIAは一味違っていた。ウルティモ・ゲレーロを筆頭にしたヘビー級の闘い方。ネグロ・カサスのような60歳になっても現役バリバリな闘い方。そしてドゥルセ・ガルデニアのような色物…と言っては失礼だが、敢えて言えば矢野的なジョーカーの存在がシリーズ全体を盛り上げていた。

出典:新日本プロレス公式サイト
元々CMLLと提携したきっかけは、WWEやNWAと言ったアメリカ有名団体から選手を招聘するのはお金がかかり過ぎるために、費用の安いメキシコのCMLLに白羽の矢が立ったと言う話しだったが、そろそろ役目は十分果たせたのではないか?と言う気もする。
とは言え、今回の小島のタイトルマッチ挑戦は近年の第三世代の試合の中では一番面白かったと思う。メキシコも文化として年長者を敬う習慣があるので、そうした人たちの活躍の場として活用していければ、他のシリーズとは違った楽しみが増えると思う。
あとはカワトサン(川人拓来)の凱旋時期かなぁ。FANTASTICA MANIAで凱旋した若手はいないように思うので(いたらすみません…)、そこでの凱旋と言うのもむしろ新しいと思う。
大阪のビッグマッチを終えると、いよいよ春のNew Japan Cup!ますます目が離せない新日本プロレスに注目ですね!
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