久しぶりの全9試合は楽しかったですね。コロナ禍の前に戻る第一歩のような気がして感慨深いです。
それ程サプライズは無かったが…
YOHが出てくるのは想定通りだったと思いますが、二代目ライガーとして登場することを期待していたので、ちょっと肩透かし気味でしたね。
このYOHの乱入についても、デスペラードがバックステージでコメントしていた内容の通りなんだろうなぁと妄想してしまいますね。
SHOが新しいステージに進んだが、このままではYOHは何も変わらずなのか?その答えが出るはずのBOSJだが、やはり期待するのはデスペラードでありヒロムであり、と言うところでしょうか。
言われた通りにできないことは問題だけど、言われた通りに”しか”できないのはまた違う問題だと、デスペラードは提起しているのだと思います。
デスペラードとヒロムがジュニアの中心にいる以上、SHO vs YOH対決は初日に行われる可能性もあるでしょう。お互いにどんな新しい姿を見せてくれるのか!?期待半分と心配(=何も変わらない)半分ですね。
タイガーマスクが永田とタッグ
BOSJでは無く、ワールドタッグリーグへの参戦を表明したタイガーマスク。これはこれで面白そうではありますが、勝ち星的には厳しい結果となるでしょう。引退寸前のベテラン二人がどんな戦いを見せてくれるのか。アラフィフの自分としてもとても気になるところであり、勝敗と言う小さな枠組みにとらわれないところを見せて欲しいですね。
ただ、BOSJについて言えば前回と出場選手人数は変わらずと考えると、今年は上村が抜けYOHが入り、残りのメンバーは前回のままと考えるとタイガーマスクの居場所が無かったとも言えるでしょう。それはファンタズモやドラゴンリーらの出場が無くなることも意味しており、ちょっと厳しいですね…。ここは公式発表を待ちたいです。
一方で、ワールドタッグリーグは誰が誰と組んで出場するのか?が予想しにくく、面白い展開となりそうです。フィンジュースの出場が難しく、ヘナーレがオーカーンと組むとなると棚橋は誰と組むのか!?別で予想しようと思います。
意外と面白かったKOPW
最後にオーカーンがお約束の大暴れはありましたが、スリリングで面白かったと思います。柴田が復活の兆しを見せ、GoDのクリーンファイトも記憶に新しく、色んな意味での真剣勝負が受け入れられ始めてきたと感じます。
矢野のバックステージコメントも、珍しくアツいコメントでした!KOPWはイロモノではなくこう言う使い方をして欲しいです。
オカダの挑発
セミファイナルで勝ったオカダが鷹木を挑発。”ご苦労さまでした!”を言うオカダは久しぶりのギラギラした感じが良かったですね。
「ご苦労様」を上から目線でイヤだと言う人もいましたが、これはレインメーカーショックで棚橋に言い放った「お疲れ様でした!」のセルフオマージュだと思います。この一言があったから棚橋が「疲れたことなんてない」と言い出したのですが、その頃の強いオカダに戻ると言う意思表示なのだと思いました。
IWGP 4代目を持ち出した意味とは?
オカダにとってはそんな特別な言葉を持ってくると同時に4代目ベルトを持ち出す。これも東京ドームに向けてのオカダなりの盛り上げ方なのだとすると、外道のサポートがあったとは言え、若くしてチャンピオンになった器なのだと感じます。
そして、バックステージコメントで言っていたIWGPヘビー4代目ベルトに重ね合わせる意味はなんなのか?その答え合わせは東京ドームで出来るのか?オカダがベルトを持っての久しぶりのワクワク感が止まらないですね。
そしてその意味は、個人的にはやはり柴田との約束なのだと思いたいですね。
今年のG1も遂に終わり。決勝は黄金カードにも関わらず、正直今じゃあない感がありました。今回の飯伏で前人未到の三連覇を成し遂げるには勢いが足りず、オカダ復活の狼煙を上げるにしても、かつての戦い方をなぞるだけ、かつ以前の勢いには物足り[…]