今回は西側の一番奥でした。選手との距離が非常に近いので、迫力があるけど、6人タッグとかになるとスタンバイしている選手の後ろ姿しか見えないので、試合そのものはちょっと見にくいかな…。
第1試合:ここから名勝負の予感が
ヤングライオン同士の対決。立ち合いから気迫がみなぎっているのが分かります。おそらく階級は別になるでしょうが、これからも名勝負を繰り広げていくことでしょう。

辻は体格が増すにつれて、風貌や技に迫力が見えてきましたね。重量級の先輩たちとの戦いが楽しみです。

第二試合:小島のイキがいい!
「入場が8割」とも言われるプロレスで、残念ながらベテランの選手になると、あまり気迫を見せずにスッと入ってくることが多くなる中で、小島のヒーロー感が良かった!

NJCUP、KOPWを経て自信に満ち溢れているのか、まとっているオーラも違います。

↑はいつものお約束ではありますが(笑)、いつもの伝統芸能をやっているなー、と言う感じでは無く、「いけ〜!!!」と応援したくなる雰囲気を醸し出しています。

「言っちゃうぞバカやろー!」にも迷いがありません。
ただ、KOPWが終わって次のテーマが見えにくくなっています。石井に絡もうとしていましたが、石井は永田に行こうとしていると言う、ちょっとちぐはぐな状況。
次はG1なのか、次回のKOPWなのか。永田は鈴木戦以降精彩を欠き、天山はマスターワトのバックアップと言う状況で、第三世代もまだまだ輝いていることを見せて欲しいです。
第3試合:SHOの躍動
KOPWでハンディキャップマッチをやったばかりなのに、普通に6人タッグマッチを行うのはちょっと無理があるように思いますが、Bullet Clubの体制的に仕方が無いところ。
そんな中でSHOの気迫が良かったですね。入場からこの気合!↓

オカダは、相変わらず落ち着いた風貌を見せていますが、やはりベルトが無いと寂しいですね。

KOPW決勝進出で4wayと言うのはあるんでしょうけど、何かKOPWを意識したムーブを見せて欲しかったです。

そして裕二郎もですね。1対3でやって勝てなければ、シングルでやっても勝てないのは自明ですから、何かを仕掛けて欲しかったですが、自身のバックヤードコメントからも、もう切るカードが無いようなので、残念です。
あとは内藤との絡みをどう持っていくか?と言うところでしょうか?内藤と結託してEVILを追い出す?

最後はSHOが決めて、31歳の誕生日に花を添えました。そしてタッグベルトの返上宣言。モクスリーのUSヘビーのベルトと違って、YOHの復帰にはやはり時間がかかるのでしょう。新たなステージに進もうとする覚悟が見えます。
コメントや態度なども、もうYOHの後ろに引き下がっているようなSHOではありません。G1にも期待したいですね。
第4試合:神宮期待のカードの前哨戦
NJPWphileとしては、神宮の期待のカードは「鷹木 vs 鈴木みのる」です。
二人とも入場から気迫が違います。


この試合で、さらに別の楽しみも増えましたデスペラード vs SANADAです。
まあ、確かにヤギに見えなくも無い(笑)

正確には4wayですが、石井、鷹木、小島と来て、次の標的を早速SANADAに向けるところが、さすがクレバーなデスペラードです。
G1にデスペラードが出場したとして、KOPWで試合が盛り上がれば、SANADAとのG1公式戦での一戦が、注目のカードとなるでしょう。こちらも楽しみです。

第5試合:ベビーの復活か?
このコロナ禍での閉塞的な日常の中で、金的→丸め込みのヒール的なお約束に、皆さん飽きてきている空気を感じます。その中でタイチの世界観も少しずつ押されているように思います。

入場で気合が入っている選手は、やはり勢いがあり、何かをやってやろう!と言うオーラにみなぎっています。

最後は、3人の必殺技オンパレードによる戦隊モノのような勝利。受ける金丸がかわいそうと言うか、さすがと言うところでしょうか。

神宮は気温とリングの暑さとの戦いがカギを握るでしょう。グラウンドの攻防を避けるのであれば、打撃や飛び技が中心のゴールデンエースの方が優勢なように思います。
ベビーに流れが傾くのか?ヒール中心の世界に戻るのか?神宮でのこの勝負がカギとなるでしょう。楽しみです。
第6試合:いつの間にか終わってた
内藤やヒロムがどう反撃を見せていくのか?神宮に向けてどのようなお膳立てをするのか?が楽しみなメインでしたが、拍子抜けするくらいいつの間にか終わっていました。
なぜかこちら目線のヒロムちゃん↓(笑)

石森のラ・ミスティカは見事でしたが、結局レフリーの視界を奪って椅子で殴る…。ディック東郷もウロウロするだけで、いまいち試合に絡むことが無いのも寂しいですね。
試合後、内藤がヒロムのところに駆け寄った時に、介抱していた辻を思いっきり突き飛ばしていました。心配だったのでしょう。
そして、この表情↓。内藤の苛立ちと怒りが伝わってきました。

EVILに対峙する内藤。その瞬間、後ろからディック東郷によるワイヤーチョークで内藤KO。EVILは良い感じの悪い顔をしていますね。

果たして、神宮でもこう言った試合をやり続けるのか?それは内藤が許さないと思いますが、コメントひとつとっても説得力が無いEVIL。二冠王者として何をしたいのかが伝わってこないの厳しいですね。
マイクアピールの時も、まばらに拍手があるのが、かえって寂しさを増長させます。ジェイやKENTAの時は多くの人が親指を下に向けるポーズをする反面、支持するファンの勢いも凄かったのに。
神宮では楽しみなカードが目白押しですが、メインが今までとは違う新しい試合を見せてもらえればと祈るばかりです。
ディック東郷らの介入に対して、試合の無いBUSHIが救出に向かう場面はあるのか!?
