素晴らしい仙台大会!

「プロレスを広める!」と言う考え方には賛同するし、日々実践していきたいけど、根底にこうしたファンの人たちと選手・スタッフの温かさがあることが、「プロレスファンで良かった!」と思う瞬間ですよね。

※本当は皆さんのツィートを載せたかったけど、人様のものを勝手に載せる訳にはいかないので、代表して公式のツィートを添付。

「15分から20分待ちます」なんて言われたら、暴動でも起きかねない状況で、温かく拍手で迎える現地ファンの方々や、各々の立場でファンサービスをして、場を繋ぐ選手たち。

こう言うことを、プロレスを知らない人たちに一つ一つ説明をしていくのは難しいこととは思いますが、ただ一つ言えるのはプロレスファンにとっての誇りがまた一つできたと言うことです。

宇和島大会中止の時もそうでした。

言葉としては説明できなくても、「自分はこう言うファンの人たちの一部なんだ」と言う想いが、きっとプロレスの話をする時の自信と誇りに繋がるんだと思います。「プロレスって八百長でしょ?」と言う心ない一言を言われたとしても、それにムキになって反抗するのでは無く、堂々と受け止められる心の余裕となるのでしょう。

そしてこうした想いが繋がっていくことが、「プロレスを広める」ことの根底にあるのだと信じています。

Photo by NJPWphile

フィンレーが意地を見せた!

良い言い方をすればそう言うことになりますが、「オスプレイがやっちまった」と言うのが正直な感想です。

お互い激しい攻防を見せていた終盤に、オスプレイがトップロープを超えてフィンレーを投げ飛ばす。これによりフィンレーは足首を負傷。これで試合の形にはならずに、最後は無理矢理感のある畳み掛けでオスプレイの勝利。

コーナーポストを伸身で飛び越えて、クルッと回って着地できるオスプレイなら、どうってことないことなのかもしれないけど、ハイフライヤーでない選手にとっては、トップロープを超えてジャンプするなんて危険でしかない。

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飯伏ですら一昨年のG1では場外ブランチャをした時に、KENTAの下からの迎撃にバランスを崩して足首を負傷しています。

オスプレイは、過去にも初めてヒドゥンブレードを飯伏に放った時も、飯伏が脳震盪を起こして戦線離脱させています。「プロレスは相手を倒すことはあっても壊すことはない」と言うことを分かって欲しいですね。

とは言え、フィンレーも片足負傷状態でも勝ちを取りに邁進する。「♪足を〜挫けば〜肘で〜這い〜」を地で行く姿勢には感動でした。また、オスプレイがシューズを脱がしたのは、腫れているなら早めに外した方が良いと言う咄嗟の判断もあったことと思います。

良い結果とは言えませんが、選手お互いの気持ちや感情が見えた良い試合でした。そもそもプロレスは結果じゃないし。

メイン後のそれはやめて

メインのEVIL vs 鷹木戦、EVILは自分の責務を全うしたと言うところでしょう。今年のG1では、「かつての姿+ヒールとしての強さ」を兼ね備えた新しいEVILを見てみたいです。

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問題はその後のマイクですね。

鷹木がせっかく地震のことにも話をして、お客さんの気持ちを安定させて、翌日の決勝戦を盛り上げようとしているところに、オスプレイが急襲。

エンパイアとしてのメンツなのか分からないけど、別にヒールユニットでも無い、と言うかどうなのかも分からない中途半端な存在なのに、そう言うアクションに来てもどことなく虚しいだけ。

それを察してか、鷹木も受けずに切り返す。

2019年のBOSJでの死闘、2020年のG1での雪辱。こうしてストーリーを紡いできた2人なら、別に正々堂々の戦い宣言でも良かったように思います。正々堂々ってカッコ悪いのかなぁ?

各方面での失言とかで、どんどん社会的地位が落ちているオジさん連中ですが、”溌溂オジさん”が盛り上げてくれると個人的には嬉しいです(笑)

さて、今日の決勝戦がどうなるのか!?そしてSAKURA GENESISに向けてどんな戦いが繰り広げられるのか!?ジェイのNEVER戦線への宣戦布告、オカダの動き、YOHは?が気になるところですね。

楽しみです!

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