今週火曜日から後楽園ホール大会3連戦!何かが起こる冬の札幌大会に向けての前哨戦!と言う絶好のタイミングなのに、なぜかプロレス熱が上がらない…。平日の夜ということもありますが、現地観戦者数も400人程度。正直言うと自分もあまり真面目に観てません。なぜなんでしょうかね?
SHOとYOHの対決に飽きてきた?
昨年から続くこの二人の対決。確かにYOHが感情剥き出しになってきて、反則負けも辞さない戦いも繰り広げてきていますが…
それ、初めからやって欲しかったです。

初めから振り切って行かないと、いつまで経っても盛り上がりが最高潮!ってならないんですよね。
100万円のクルマの値引き交渉に例えると、
販売員「じゃあ、1万円引きます!」客「・・・」
販売員「じゃあ、5万円引きます!」客「・・・」
販売員「じゃあ、10万円引きます!」客「←いま、ここ」(笑)
みたいな感じになって、客の立場だと「まだ引いてくれるんじゃないか?」ってなって、せっかく10万円も引いてくれているのに、モヤモヤした感じになります。YOHも今までのイメージを振り切ってここまでやるつもりだったのなら、初めからこんな感じで行けばかなりインパクトがあったんじゃ無いですかね…?
この二人の戦いは、まだまだ続くストーリーだと思いますので、今回でスパっと切って別々の戦いを始めてくれればと思います。
オーカーンのコメントがしょぼい?
プロレス大賞を受賞した鷹木ほどでは無いとしても、昨年は一大旋風を巻き起こしてきたオーカーン。G1での戦いぶりは勝敗を超えたプロレスの醍醐味を味合わせてくれていました。

このシリーズは海外エンパイア勢がいないため、ユニット同士の抗争には参加できず、シングルとしてヤングライオンとしての対戦が続いています。
それ自体はレスラー個人や会社の都合もあるので仕方が無いことだと思いますが、バックステージでのコメントが「干されている」とか「不遇」とか不満ばかり。
第三世代を始めとするベテラン勢を相手にしても盛り上げてきたオーカーン。ヤングライオンの良さを引き出しつつ、自分の強さを誇示する等、色んな盛り上げ方があるはずなのに、投げやり感がある。
「第1試合の盛り上がりが、その日の大会の盛り上がりを決める」と言うのは、レスラー本人が言うこともありますし、プロレスファンなら誰もが知っていること。それが投げやりな感じで試合されてしまうと、やはりその後の盛り上がりに欠けるのは否めないです。
とは言え、来月からのNew Japan Cupにはおそらくジェフ・コブ等の海外エンパイア勢も戻ってくることでしょう。またオーカーンが存在感を示して、バリバリ活躍するところを期待したいです。
トップレスラーが不参加?
個々のレスラーの事情や怪我などもありますので、仕方が無いところがありますが、飯伏、ジェイ・ホワイト、オスプレイ、ジェフ・コブと言ったところが参加できていないのは、やはり寂しいです…

選手層が厚いのが、新日本プロレスの良いところでもあり、悪いところでもありますが、国内勢を中心とした選手層がマンネリ化しているのが厳しいですね。
新日本プロレスワールドが後日配信?
地方大会は、機材の都合等があると思うので仕方が無いところはあると思いますが、後楽園大会まで後日配信になっているのは、ちょっと納得行かないです。
コロナ禍で売上が厳しく、コスト削減と追加売上獲得が会社として必要なのは理解できますが、ワールドの後日配信を一般化して、リアルタイムは別でお金を取ろうとしているような気がして、気持ちが萎えます。
携帯プレミアムサイトのように追加サービスがあって、追加料金が発生するのは構わないのですが、実質単なる値上げとなると、プロレスに絡む
コロナ(オミクロン株)の蔓延?
ここまで色々と書いてきましたが、結局心理的にはここが大きい感じがしています。
もちろん海外選手が簡単に日本に入国できない規制状態と言うのもありますが、コロナ当初のように大会そのものが中止になったりするのは厳しいですよね。あの頃の状態に戻ってしまうのはやっぱり萎えます。
ただ、2月上旬に感染がピークアウトしたと言う報道もあるので、3月のNew Japan Cupは安心できそうですね。
コロナになって2年が経ち、どちらが日常なのか分からなくなってきましたが、早く大声で応援できる日が来てほしいですね。