昨日の結果は驚きましたね。
10人が大接戦
いわゆる星取り上位陣が総コケとなってしまい、8点と9点の選手が合計9人となってしまいました。

これで現時点での独走体制のSHOを含めた10人での大接戦。星勘定だけで言えば7勝3敗1引き分けが最大となるデスペラードと高橋ヒロムが最大で9勝2敗となるSHOを追う形となりますが、果たしてそうなるでしょうか?
石森が敗れる
この大会でのサプライズの一つがBUSHI vs 石森で石森が敗れたことですね。
割と真っ向勝負での対決。今回旋風を巻き起こしているYes LockやBone Lockが決まるかと思うシーンが何度かあったものの決めきれず、最後はBUSHIがエムエックスでの完全勝利。
デスペラードとヒロムの二強時代に石森が割って入る展開かと思いきや、全員を交えた戦国時代に入った感じですね。それだけBUSHIへの期待感が無かったのか…と言えば、そう言う訳ではないのですが(笑)、BOSJに留まらない今後のジュニアのあり方を示すかのような、ターニングポイントとなる試合だったように思います。
田口の引き出しと仕掛けがスゴい!
BUSHI vs 石森とは違ったスリリングさのある試合でしたね。
田口の巧さとシリアスさが光った試合で、完全にペースに飲み込まれるヒロム。昨年のBOSJでは身体ピーン戦法でヒロムのTime Bombを封じた田口ではありましたが、今回もヒロムにはペースを全く掴ませず。
しかし、勝ったヒロムが星を戻したことで、優勝戦線の土俵際に残った形でした。
この勝負、来年田口がどんな戦法で来るのか?がまた楽しみなカードになりそうです。
デスペラードがYOHを受け止めた。
YOHにとっては試練はまだまだ続くでしょうけど、デスペラードがジュニアのチャンピオンとしてYOHをガッチリ受け止めた形と言えるでしょう。
ここからYOHの怒涛の逆転劇が続くかどうかは、さらにYOHが突き抜ける必要があるでしょうけど、完全に乗り越えた時に、新日本プロレスジュニア勢の大進撃が始まる気がしています。プロレスは一人でやるものでは無く、解説やセコンド等をも含めた二人以上が作っていくものだと言うことを、今回デスペラードがまざまざと教えてくれたと思います。
長くなってきたので、次ページに続きます。
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