NEVER 6人タッグ選手権が他のIWGPのオマケの時代は終わりましたね!
価値が爆上がりのNEVER6人タッグベルト
今回は特に壮絶な戦いが繰り広げられました。特に石井とBUSHIの意地の張り合いが凄過ぎた!
ほとんど、石井とBUSHIのシングル戦と言っても良いくらいの死闘。どちらが強いと言うことでは無いけど、やはり体重差があることで技の重みが異なるヘビー級とジュニア級。またBUSHIの技にはジュニア相手でも強力な必殺技と言うのは存在せず、攻め切ることができない厳しさがありました。
しかし、圧巻だったのはエルボー合戦から一転しての張り手。1発入れたら1発返す、と言うものではなく避けては打ち避けては打つ連打を見せるBUSHI。堪らず石井も頭突きで応酬せざるを得ないほどの気迫がみなぎっていましたね。
賛否両論はあると思うが…
そして最近では珍しくオープンマウスのマスクをしてきたBUSHI。息がしにくくて試合に全力を尽くすことができなかった、とはしたく無いためかと思いきや、まさかの毒霧。しかも不発。久しぶりだったから上手く吹けなかったためか、綺麗に広がらず、石井も間一髪で避ける。
以前、後藤が解説席にいた選手の挑発に耐え切れずにフェンスの外に飛び出したことで厳重注意を受け、新日本プロレス広報から正式な謝罪文まで発表される状況となりましたが、今回はそれ以上の行為。
おそらくかなり厳しい注意とペナルティが与えられていることになろうかと思われるが、それだけの覚悟と気迫が溢れ出る試合であったことは間違いないでしょう。何か大きな騒ぎにならないことを心から祈ります。
潰れ役の石井を潰せなかった
試合全体としては、やはり石井のど根性が凄過ぎましたね。「石井が潰れ役なら、その名の通りに潰してしまえ」とばかりにBUSHIを始め、内藤やSANADAも一点集中狙い。途中YOSHI-HASHIとの攻防もありましたが、試合終盤にコリエンド式ディスティーノを決める等、内藤も本気の石井潰し。
でも最後まで潰れることはなく、ラストはBUSHIへの敬意とも言うべき垂直落下式ブレンバスター。
ただ、この試合に関して言えば、戦略がどうとか全く関係が無い、気迫と気合いの大一番でした。
V10を賭けた相手は?
石井がアメリカ大会参戦となり、かつG1が開催される時期となるので、G1後のビックマッチまではお預けとなるでしょう。
次は誰が対戦相手になるのか?はなかなか厳しいところがありますが、ここまでバチバチの戦いを繰り広げるのであれば、エンパイア勢かLA道場勢に挑戦してもらいたいですね。
YOHが予想通りにヤバい
ドラゴン殺法で生まれ持ってのキラキラベビーキャラだったYOHがボロボロになっています。

この写真の時の気迫はどこに行ってしまったのでしょうか。ここまでやっておいてジュニアタッグリーグが終わってまた以前のRoppongi 3Kに戻りましたでは済まないでしょう。G1前に何かが起こってしまうのか?それともG1が終わるまで鬱々と過ごしていくことになるのか?
もうカウントダウンは始まってしまっているようです。
どちらがどの道を進んでいくことになるのか?に注目ですね。