衝撃の大阪DOMINIONでした。
自分としては未だ気持ちの整理がつかないでいます。この2連戦見所がたくさんありました。
ヤングライオン、特にゲイブの意気の良さ。
SHOの全面に押し出した気迫。
IWGPタッグ戦線の大盛り上がり。
しかし、それらが全て吹き飛んだEVILの裏切り。そして初優勝初戴冠。

New Japan Cupはトーナメントと言うこともあり、勢いに乗るところが重要だと言うことを以前↓に書きましたが。EVILの今回はそう言う次元ではありませんでした。
でも今回、一番悔しく、「どうして?」と思ったのはヒロムでしょう。内藤から勝利を上げたEVILに挑戦表明をしたヒロム。何も返答なく帰っていくEVILの後ろ姿を見て咆哮するヒロム。

もらい泣きが止まりませんでした。
お互いヤングライオン時代は1年先輩と後輩の間柄できっと切磋琢磨していたのでしょう。そして同じユニットでの活躍。
これでEVILはトップレスラーの仲間入りを果たし、今年の台風の目として大活躍をすることでしょう。それはもちろん良いこと。
でもこんな時代があったことを思うと、やはり気持ちの整理がつかないですね。これもプロレスではありますが…。

ヤングライオン時代に2人がタッグを組んだ時の、とあるバックステージインタビューを紹介します。
(名前は今のものに変えました)
ヒロム「(前略)あと3年で新日本のトップにいるのは、間違いなく今ここにいる2人だ。それだけは間違いないないから。(中略)俺たち2人がいつか東京ドームのメインを張れるくらいの2人になってみせるから。(後略)
EVIL 「高橋も言った通り、この2人が新日本の未来であって、新日本の何年後か、トップに登り詰める2人だから。今シリーズ、何回か高橋とタッグ組まれてるけど、正直もっともっと組んで欲しいよ。(中略)誰よりも新日本の熱い魂を持ってやってるから。いつか自分の力で勝ち取ってみせる!」