今回の興行はどの試合も抜群に面白く、まさに神回でしたね!
これを振り返っても野暮なだけなので、今後の展望を書いていこうと思います。
現在の星取り
今回の結果で、勝ち点10点が4人残り、3敗をギリギリ維持していた第2グループが全員負けたため、トップグループからの争いとなります。具体的には下記の4名です。(五十音順)
- 飯伏幸太
- ウィル・オスプレイ
- オカダ・カズチカ
- ジェイ・ホワイト
この中で、ジェイは飯伏・オカダに勝っており、飯伏はオスプレイ・オカダに勝っております。最終日にはオスプレイかオカダかのどちらかが敗れ、全勝では無くなります。
ジェイは全勝すれば優勝
他の3人の星取りがどうなっても、ジェイは残り2試合を勝てば優勝です。
ですが、以前のブログ↓に書いたように、対鈴木みのる戦は一昨年のG1で戦い、全くペースを握られせてもらえず、対石井戦も同様、昨年のG1で敗れています。
ジェイが優勝するには、かなり厳しい戦いを残していると言えるでしょう。
次に優勢なのは飯伏
ジェイが2連勝できなかった場合、オスプレイとオカダの両者に勝っている飯伏が優勢です。そして飯伏が残している試合は裕二郎とタイチです。裕二郎はもうここから戦い方を変えることはないでしょうけど、タイチは既に優勝争いからは脱落。勝たなければいけない飯伏と勝たなくても面白い試合をすれば良いタイチ。飯伏は引き分けではダメなので、タイチはノラリクラリとやり過ごし両者時間切れ引き分けを狙いつつ、焦ってきた飯伏を逆に仕留めることもあり得ます。
全ては最終日の試合順
ここまで色々と予想をしてきて何ですが(笑)、これにかかっていると言っても過言ではありません。
そして最終日のカードを見ると、どちらか勝った方が優勝となるとオカダvsオスプレイ戦しかありません。従って、オカダvsオスプレイ戦がメインとなった場合は、石井vsジェイ戦でジェイが負け、セミの飯伏vsタイチ戦で飯伏の負けか引き分けとなるでしょう。このケースで飯伏がセミでタイチに勝利してしまうと、オカダvsオスプレイ戦の結果がどうであろうと飯伏が優勝となってしまうので。
つまり、現時点で一番優勝に近いのは、星取り上有利なジェイでも無く飯伏でも無く、実はオカダかオスプレイのどちらか、と言うことになります。
もし飯伏vsタイチ戦がメインになったら?
飯伏が時間切れ引き分けとなった場合、セミで行われるであろうオカダvsオスプレイ戦の勝者が優勝となります。メインが終わった後におもむろに出てくる優勝者と言うのも締まらない感じがします。もしタイチが勝っていたら、タイチはその場でどうしたら良いのか?と言う感じになってしまうでしょう。
このケースでは、時間ギリギリのスリリングな攻防の結果、飯伏が勝利となるでしょう。まぁ最終戦に勝って喜ぶタイチを尻目に、優勝を宣言するオカダ or オスプレイと言う新しい絵面を見てみたい気もしますが(笑)
13日は上位4人は順当に勝ち進むでしょう。16日の両国決戦が楽しみです!