いよいよ大詰めに迫ってきたAブロック。最終日に向けてシナリオ通りに進むのかと思いきや、意外な結果が待っていましたね。
オスプレイ陥落
G1公式戦の第一試合で起こった想定外の出来事はオスプレイvs ジェフ・コブ。最終日のオカダ vs オスプレイ戦を盛り上げるには、ここでオスプレイが勝っておきたいところだったけど、なんとジェフ・コブの勝利!
もちろん、文句のつけようの無いスープレックスパーティーでの勝利。ジェフ・コブは今年から新日本プロレス専属となったことの覚悟もあったのでしょう。無論良い選手ですので、これからも期待していますが、オスプレイが敗れるとは思わなかった…。
これでAブロックの優勝争いはハッキリしましたね
優勝争いの行方は
ジェイ、飯伏、オカダが勝利したため、優勝争いはこの3名に実質絞られることになりました。終わってみればやはりBIG3が強かったと言うことでしょうか。
もちろん最終日に勝った選手が優勝となりますが、直接対決の結果が左右します。
ジェイが勝った場合
飯伏とオカダに勝っているジェイは、最終日の石井戦に勝てば他の2人の勝敗に関係無く優勝です。
飯伏が勝った場合
オカダに勝った飯伏は、もしジェイが負けていれば、飯伏が優勝です。
オカダが勝った場合
ジェイと飯伏が揃って負けた場合に限り、オカダが優勝できます。
3人とも負けた場合
あり得る話ですが、この場合3人の勝ち星が並ぶだけでなく、オスプレイとも並ぶことになります。
もしジェイがオスプレイに勝っていれば、全員に勝っているジェイが優勝となったんでしょうけど、4人が並ぶことになるので、どうなるかは分かりません(笑)。前代未聞のこの状況では、無制限4wayマッチもありうるでしょう。
試合順がカギ
野球やサッカー的な勝利条件で考えるとジェイが圧倒的に有利ですが、そうならないのがプロレスの醍醐味です。途中で優勝が決まって、残りは消化試合と言うことは基本的には起きないからです。
ジェイ→飯伏→オカダの順番の場合
ジェイが勝った瞬間に、あるいは飯伏が勝った瞬間に優勝が決まります。この場合のメイン、オカダ vs オスプレイ戦は消化試合となってしまいます。
おそらくそうはならないので、ジェイが負け、飯伏が負けて、「オカダが負けたら4wayか!」と言う含みを持たせながら、結局オカダが優勝となるでしょう。
オカダ→飯伏→ジェイの順番の場合
この場合は逆ですね。オカダが勝利し、飯伏が勝利し、最後ジェイが勝てば、ジェイが優勝。負けたら飯伏の優勝と言うパターンではないでしょうか。
この場合のメインはジェイ vs 石井戦となりますが、名勝負製造機の呼び声高い石井であれば、どちらが勝つか検討もつかないスリリングな試合を見せてくれるでしょう。
鈴木戦でジェイが見せたような金的→ブレードランナーの流れも石井には通用しないかもしれません。金的されても石井なら「痛くねーんだよ!」と言って立ち上がるようなことはしてくれそうです(笑)。
試合順の組み合わせで言えば6通りありますが、試合の盛り上がり方を考えると、上の2通りのどちらかでしょう。
前者であればほぼオカダが優勝。後者の場合はジェイか飯伏が優勝となるでしょう。この場合、飯伏が優勝したらどうやってリングに戻ってくるのかが楽しみではありますが(笑)。早速リングで待ち受ける石井が、権利証に挑戦表明するんでしょうね。
最終日のメインで勝った選手が優勝と言うのが、一番美しい形ですが、従来通りに行くのか?それとも新しい発想で来るのか?
新日本プロレスがどう対処するのかに注目ですね!