前回からの続きです。画像が多くて重くなりそうだったので…
オカダのマネークリップに徐々に押されつつあったオスプレイ。そろそろ限界に近づいたかと思ったら、ダッシュしてくる人の姿が。

えーっ!ビー・プレストリーが!?
以前からオスプレイとは噂のあった二人。遂にスターダムとの交流も行われていくのかなぁ、なんて呑気に考えてました。
ところが…

逆側からデカい男が出てきてあっと言う間にオカダを捕獲。ビーはしっかりレフリーを押さえています。さすがヒール。
あっと言う間に形成逆転。現場では何が起こっているのか分かりませんでしたが、周りがみんな「えー?えー?」と言っていたのは分かりました。

そして、惨劇の後にリング外で見守るオーカーンに対して睨みつけるゲイブ。イギリス繋がりと言うことで、ゲイブが新ユニットに合流するのでは?と言う予想もあるようですが、この雰囲気を見る限りでは無さそうです。ゲイブはもちろんLA道場ですし。
オーカーンかどうかも現場では正直分かりませんでした。両国でこの距離ではさすがに実況や解説の人たちの声も聞こえません。
まだ新日本プロレスワールドを見ていないのですが、現場ではオーカーンがオカダを襲撃した後からオスプレイがトドメを刺すまでの間に、長い時間があるように感じました。「いいの?いいの?やっちゃっていいの?」って感じでしょうか。
その後のヒドゥン・ブレードには驚きました。なんであんなことをしたのか、現場では検討もつきません。その時の素直な気持ちをTweetしました↓
バックステージコメントの内容で、ようやくオスプレイが新ユニットを立ち上げると言うことが分かりました。果たしてどうなるのか?も注目ですが、とにかくびっくりした。
第5試合 凄かったけど、これじゃない感が
オカダが勝てなかったことで、優勝候補がジェイか飯伏に絞られた第5試合。絶対に勝たないといけない飯伏の気迫が入場から凄かった。

そしてタイチの入場は、やはり室内の方が映えますね。

タイチはこれまでのG1の試合では、マイクとサコッシュをコーナポストの傍に置き、アイアンフィンガーに話しかけるような仕草を見せていましたが、今回はマイクをリング外に放り投げ、サコッシュもベルトも投げ捨て、何にも頼ることは無い自分自身だけの本当の戦いに身を投じる覚悟が見えていました。
その光景を観ただけでも鳥肌もので、これからの試合の激闘振りを感じさせていました。試合開始後も微動だにしない二人。

その二人が選択したのは壮絶な蹴り合いでした。
一度はバックドロップで蹴り合いを終わらそうとしたタイチに対して着地で立ち上がった飯伏が「蹴ってこいよ!」と叫ぶ。
このハイキックも凄まじかった。

160発もの蹴り合いの終止符は、カミゴェ。

後ろに座っていた飯伏推しのお姉さんが「早っ!」と思わず叫んでしまっていたのが印象的でした。
これもある種の伝説なのかなぁと思いますが、この二人ならもっとバチバチの試合もできただろうにと思うとちょっと残念でした。

勝利を掴んだ後に最前列にいた小さなお子さんがこのポーズ。飯伏には見えていましたでしょうか。かわいい姿でした。
第6試合 石井が責任を果たした
ここまで毎回とんでもない試合を繰り返してきた石井。さすがに右膝にテーピングをしての登場です。
そして悪者感満載のこの二人。

ジェイは勝てばAブロック優勝の大事な試合。気負った感じはなかったですが、石井は自分が負けて相手が優勝するなんてことは許されなかったのでしょう。
脚はかなり痛そうでしたが、ジェイのITO(Ishi Tap Out)にもかなり長い時間我慢をしていました。

そして、この雪崩式ブレンバスターから一気に流れを引き寄せて、ジェイの足攻めをそのままお返しする石井。「やられたら、やり返す」のセリフが聞こえてきそうです。

そしてフィニッシュは、もちろん垂直落下式ブレンバスター!ジェイの体が美しく弧を描いて落ちていく様が見事でした。
そして勝ち名乗りを受けることなく、颯爽と帰っていく石井。この試合が優勝決定戦で無かったこと自体が納得いかなかったのでしょうか。しかし、ど根性で自分の責務を果たした石井の背中が最高に見えました。
さて、今日はBブロック。どんな戦いが繰り広げられるのか?KENTAは果たして内藤に勝てるのか?EVILが勝つとしたら、反則無しに勝つことができるのか?注目の戦いはもうそろそろですね。