A-Day2 驚きの結果に

飯伏、完全復調!

飯伏の受けの上手さと言うか軽さで、石井強さが余り目立たなかった感じはありましたが、それでもゴツゴツの名勝負でした。

裕二郎との初戦は手探りな感じはありましたが、石井との試合で喝を入れてもらえたのか、飯伏が生き生きと試合をしていたものと思います。

たった17分の試合とは思えない程の濃厚な試合ではありましたが、終盤のカミゴェまでの畳み掛けが物理的な体重の軽さもあってか、技の重みがそれ程感じられませんでした。この辺りはG1が進んでいくにつれて徐々に調整されていくのでしょうけど、少し気になるところではありました。それがためか、石井の焼け野原が見られるまでには至らなかったように思います。

ただ、そうした成長途中感も飯伏の強さや魅力の一つでもあります。3連覇を目指してどんな新技を見せていくのか?戦い方に変化があるのか?にも注目ですね。しかも次節の相手は現在絶好調のザック!

ザック無双再びか!?

この試合、まずザックのスピードとグラウンドの攻防に鷹木がキッチリついていっているのが驚きでした。ここに鷹木のパワーは加われば危なげない試合になるだろうと思っていましたが、試合結果にはさらに驚きました。

鷹木がいつも通りに相手の土俵に乗り、かつ自分の持ち味であるスピードとパワーを上乗せして試合の熱を上げていく。カウンター気味に上手く鷹木のパワーとスピードを利用したザック・ドライバーが決まるが、鷹木はそれも返していく。

試合の終盤、相変わらず絡み付いてくるザックに対してスタミナを奪われることもなく、技のスピードとキレの落ちない鷹木は盤石な試合運びだったかと思いきや、三角締めを持ち上げて解除しようとした鷹木の腕を一瞬のスピード伸ばしてタップアウト。

「どうせ鷹木が勝つんでしょ」とほんの数秒前まで考えた自分の後頭部にドロップキックを喰らわせたいくらいの鮮やかな勝利でした。

これで内藤、鷹木と立て続けに大物を撃破したザック。「他の選手は労せず勝ち点2を上げているにも関わらずザックだけがそうじゃないのは不利だ」と言う考え方もあるかもしれませんが、New Japan Cupほどでは無いにせよ、やはり勝った勢いが重要なのがG1。数字上ついてしまっただけの2点の意味なんて、各選手にとってはあまり意味の無いことなのでしょうね。

「石井はそういうの(不戦勝で勝ち点がつく)、一番嫌いじゃん!」と解説席で熱くコメントしていたデスペラード。「評する人も評される人も」と言うところでしょうか。

さて、今日はBブロックの2日目。全選手怪我が無いことが一番ではありますが、オカダ vs EVILがどんな試合になるのかに注目したいと思っています。

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