いよいよ今週末から始まるG1 Climax 31。Aブロックの見どころをピックアップしていきます。
9.18 エディオンアリーナ大会(大阪)
第1試合 SHO vs 大岩
Aブロック初日の第1試合は、いきなりのSHO戦。前回のYOH戦では変形の三角絞めを見せる等、戦い方も変わってきたSHO。総合格闘技寄りの戦い方を見せていくのか?それともヒールとしての戦い方を見せていくのか?
ヤングライオン相手に金的劇場は無いと思いますが、今後のSHOの行く末を占うとともに、今回のG1 Climaxがどこまで盛り上がるかをも決める大事な初戦。注目の一戦ですね。
第3試合 オーカーン vs タンガ・ロア
初日に意外に面白そうなのはこのカード。
オーカーンもタンガ・ロアもG1初出場の初戦同士。KENTAの初戦も緊張のためか、まだヒールターンしていなかったためか、余り感情と気持ちの余裕が見られませんでした。タンガ・ロアが緊張で小さくまとまっているところは見たことがないので、どんな感じで戦うのかに注目ですね。
オーカーンはタッグのイメージがあり、また独特なムーブも印象的ではありますが、シングルで活躍するシーンは余り見ていません。オーカーンもレスリングや格闘技をやらせれば、きちんとこなしてくるテクニックを持っていると思うので、今回のG1ではその辺りが注目ポイントですね。
第5試合 内藤 vs ザック・セイバーJr.
直近でもIWGPタッグの前哨戦として行われたスペシャルシングルマッチ等、何度も対戦しているこの二人。鮮烈な印象として残っているのは2018にザック無双となったNew Japan Cupでの1回戦。見たこともない複合関節技でのザック勝利がお互いの初対決かと思いきや、その前年のG1でも対決していましたね。
そこからは一進一退の攻防を繰り広げていますが、今回はどんな戦いを見せていくのか?
内藤は、ここでザックの足攻めをくらい過ぎると後々の試合にも支障をきたすので、なるべく組み合わずに自分のペースをしっかり掴んでいくことでしょう。一方のザックも最近の戦い方は、サブミッションにこだわると言うよりは、ザックドライバー等の立ち技に重点を置いているようにも見えます。「サブミッションだけではないぞ!」と言うのを見せていきたいのでしょうか?
また、内藤が自身のペースを変えていくことは無いと思いますが、エスペランサに続く新技を持ってこのG1に参戦してくるのか?どちらの選手にとっても今後を占う大事な初戦です。
第6試合 石井 vs 鷹木
2019年のG1で強烈な初対決を見せたこの二人。ちょうど見に行っておりました(笑)↓
2年連続2度目の横浜文体!2019年は飯伏が2階から飛んだり、ケニーが助けに駆けつけたり、事件と言うか、ハプニングと言うかありました。夏休み時期と言うこともあり、短い夏休みをとって横浜界隈を満喫しつつ、最後はプロレスで締めると言うプロレスマ[…]
その後もNEVERタイトルマッチ、そして昨年のG1。お互いの戦い方は、悪く言えば何も変わっていないにも関わらず、毎回期待させるこのカード。そして必ず毎回期待を超えてくる。ちなみに昨年のG1初日のメインはオカダ vs 飯伏でした。
もちろん、会社としても大きな期待を持って組まれた石井 vs 鷹木でしょう。石井がどれだけのインパクトを見せていくのか!?鷹木がチャンピオンとしてどう受け止めていくのか!?大注目のカードです。
その他のカード
- 第2試合 飯伏 vs 裕二郎
- 第4試合 矢野 vs KENTA
9.23 大田区総合体育館(東京)
第1試合 矢野 vs オーカーン
今年のNew Japan Cupでの対戦。レスリング対決が見られるかと思いきや矢野劇場でオーカーンのリングアウト負け。第1試合と言うこともあり、いきなりバチバチの対決は無いような気もしますが、お互いの劇場を見せていくのか?それともついにレスリングマッチが見られるのか?
化けるすれば、今まで以上の大化けが見られるカードとなりそうです。
第2試合 KENTA vs 裕二郎
2019年のWorld Tag Leagueではタッグを組んでいたこの二人。シングルは初対決になると思います。昨年のG1でジェイと対戦した裕二郎は屈辱のピンフォール要請を覆して、きちんとした試合を見せてきましたが、今回はどのような対戦となるのか?
そして、現時点House of Tortureには参加表明していないKENTAがどんな戦いを見せてくるのか?今後のジェイとEVILとの関わり合いも見えてくることでしょう。
Bullet Clubが大きく変わる一戦となるのか?普通の凡戦となるのか?大きなターニングポイントとなりそうなカードです。
第3試合 内藤 vs タンガ・ロア
内藤がWorld Tag Leagueに近年ほぼ出ていないので、シングル対決はもちろんですが、タッグでもほとんど対決が無いこの二人。戦うイメージが全く付かないと言う点では新鮮味があり、面白そうなカードです。
今年の内藤はスタートダッシュすることが想定されるので、タンガ・ロアとしては苦しいシリーズの序盤となりそうですが、どこまでの試合運びを見せてくれるのか?が注目ですね。この時点でズタボロになってしまい、白星配給係になっていないことを祈ります…。
第4試合 飯伏 vs 石井
このカードがセミになっていること自体、Aブロックの充実度合いが伝わってきます。
そして、この二人と言えばNEVER戦線!と言う気もしますが、実はNEVERでは一度も戦っていませんでしたね…(NJPWphile調べ)。その代わりではないですが、G1では2017年、2018年、2020年の3回対戦しています。
前日が鷹木戦のメインで、苛烈な戦いを強いられているであろう石井。今年もスロースタートとなりそうな予感ですが、勝ち負けなんてちっさいことにはほぼこだわっていないであろう石井が、再び飯伏との激闘を見せてくれることでしょう。
そして、メットライフドームでは復活劇を見せてくれたものの、やはりまだまだ本調子とは言えそうもなかった飯伏。G1でどこまで戦っていけるのか?を占う意味でも大きな一戦となりそうです。
メイン前に石井の焼け野原がまた見られるのか!?(笑)この日一番の注目カードでしょう。
第5試合 鷹木 vs ザック・セイバーJr.
新日本プロレスではシングル初対決ですが、鷹木自身からかつてサブミッションでザックに勝ったとのコメントが一夜明け会見でありましたね。とは言え、その勝負は若い時だった模様。パワーファイターに相性の良い今のザックは鷹木を苦しめることになりそうです。
そして、この日一番の敵はお互いではなくて、セミの対戦でしょう。鷹木とザックの対戦は楽しみではあるけど、やはり地味そう…。焦ったザックが大技を出そうとして隙が出来た瞬間に鷹木に畳み掛けられる、と言う姿が見えるようですが、ザックが2018年のNew Japan Cupの時のように落ち着いて自分のペースで戦えば十分に勝機は見えてくるでしょう。
たった2日分なのに、だいぶ時間がかかってしまいました…。新日本プロレスワールドのリンクを確認するのが大変ですが、自分でも見ておきたいし、もしこのブログをご覧になっている方が楽しんで頂けるなら、と思って頑張っています(笑)
続きはまたのちほど〜。