G1の予想はしていますが、当てたいからでは無いし、当てたことを自慢したい訳でも無い。
たとえハズレたとしても「あっ、そっち方向で行くんだ」と思うだけで想定の範囲内だし、「今年のG1ってなんか面白くないなー」ってここまで思っていました、正直言って。ぶっちゃけ、どんな感じになるのか分かってたから、試合見ないでこのブログを書いた日もあったし(笑)。
でも、この大会についてだけは言わせてください。
正直、スマんかったー!!!
全然、予想もしていないことが立て続けに起きて、驚きの声を何度も上げてしまいました。
タマ・トンガが感動の初勝利!
結果も内容も、良い方向のナナメ上でまさに想定外でした!
Bullet Clubを立ち上げた時のかつての盟友、プリンス・デビッドのフィニッシュホールドであるブラディサンデーを決めた後、何かをしてタマ・トンガが勝利したことは分かっているのですが、どうやって勝ったのか?が全く思い出せません…。驚きと感動で記憶がごっそり抜けたようです(笑)。勝って喜ぶタマ・トンガと邪道の姿は何となく覚えていますが、その時は既に涙でディスプレイが見えなかったかもしれません。
そして、バックステージでのタマ・トンガの感動の面持ちとこのコメントには、さらに泣かされました。
リアタイで試合を見ていたので、直後についツイートしてしまいました↓
The G1 has… has given me a New Life …has given me the Strength that I’ve long forgotten.
「G1は俺に新しい人生をくれた。長い間忘れていた強さをくれた」
(NJPWphile 聞き取り&日本語訳)
出典:新日本プロレスワールド
あとで聞き直したらちょっと間違えていたところありましたが(笑)、ニュアンスが違うだけで意味は変わらないと思います。
「新しい人生をくれた!」と言うところが、タマ・トンガがこの時に強く思った気持ちだと思いますし、プロレスラーとして重要な意味があるポイントだと思うのですが、新日本プロレス公式だとその辺りの訳がサラッとしているところが残念です…。
もし聞き取り間違ってたらご指摘ください(笑)。
それにしても、正々堂々の勝負で連勝街道を爆進していたオカダを見事に沈めて勝利を掴んだタマ・トンガ。G1カード発表直後から、この対戦の日程・試合順に違和感を感じていましたが↓、こんな形で結実するなんて思いもしませんでした!
10.8 高知県民体育館(高知)第4試合 SANADA vs ジェフ・コブここに来てようやくジェフ・コブの試合が第3試合以降になったと思いきや、ヤングライオンの試合が入ったので繰り下がっただけでした。メインとセミのカードを[…]
タマ・トンガを応援している訳では無いし、オカダが嫌いな訳でも無いですが、過去の経緯を含めたアツい戦いで素直に感動ができるプロレスって、やはりスゴいです!
後味スッキリの対戦!
メインの前にこのスッキリ爽快なセミの試合があったからこそ、感動のフィナーレがあったようにも思いました。
EVILの、度重なるリングアナに対する暴行へのリベンジを果たしたり、金的・スポイラーズチョーカーによる攻撃を跳ね除け、豪快な勝利をもぎ取ったジェフ・コブ。EVILの卑劣なやり方に激怒していたファンの方々の溜飲も下がったことでしょう。
ここではEVILが勝利するものとばかり思っていたので、この結果にもビックリしましたね。これでEVILを含めた3つ巴では無く、オカダとジェフ・コブの直接対決が総本山となりました。
EVIL vs SANADAのカードの価値が霞んでしまうのが残念ですが、今のSANADAのコンディションでは良い試合はできないだろうと言う判断なのでしょうかね。
来週は遂に各ブロックの決勝戦!そしてG1の優勝決定戦!
どんなフィナーレを迎えることになるのか?目が離せませんね!