G1 Bブロックの見どころ(10.8-10.20)

10.8 高知県民体育館(高知)

第4試合 SANADA vs ジェフ・コブ

ここに来てようやくジェフ・コブの試合が第3試合以降になったと思いきや、ヤングライオンの試合が入ったので繰り下がっただけでした。メインとセミのカードを見れば順当なところもありますが…。

ただ、シングル戦は初対決になると思います。

コブの巨体に対してパラダイス・ロックやスカルエンドがかけられるのかどうかが、まずは注目と思いますが、SANADAは厳しい戦いを強いられそうです。オコーナーブリッジもかけにくそうですし…。SANADAの新しい引き出しが開かれるのか?それともジェフ・コブの圧倒的なパワーに薙ぎ倒されるのか?

優勝戦線へのお互いの生き残りをかけた戦いとなりそうです。

第5試合 棚橋 vs EVIL

昨年のG1に続き今年も対戦となりました。と言うよりロスインゴ時代を含めれば2019年G12018年G12017年はNew Japan Cupと毎年のように対戦していましたね。団体のトップである棚橋弘至との対戦を毎回組まれているEVILは、やはり会社から期待されているように思います。

EVILが棚橋から何を吸収していくのか?そしてどんなレスラーとなっていくのか?

完全ベビーと完全ヒールの対戦。コロナ禍でベビー優勢の試合展開が多くなってきてますが、この試合で何かの片鱗が見えて来るのか?それとも何かとてつもなく大きな変化が訪れるのか?試合の勝敗そのものよりもそちらの方が気になります。

第6試合 オカダ vs タイチ

G1では昨年の対戦に引き続き二度目となります。対戦タイミングとしては絶妙なところですね。どちらの選手も優勝可能性は十分にあると思いますが、ここで優勝戦線から脱落となるのか、踏みとどまることができるのかの瀬戸際となっているように思います。

冬のスペシャルシングルマッチではレインメーカーで葬られ、昨年のG1ではマネークリップで壮絶な敗退を喫したタイチ。シングル3連敗となると厳しいでしょう。とは言え、オカダも優勝を目指すなら絶対に負けられない一戦。G1 Bブロック終盤戦前のメインに相応しい一戦となりそうです。

その他の試合

  • 第1試合 藤田 vs デスペラード
  • 第2試合 YOSHI-HASHI vs タマ・トンガ
  • 第3試合 後藤 vs オーエンズ

10.17 ゼビオアリーナ(仙台)

ここでもAブロック同様、第1試合にヒロムが登場ですね。日程的にはこちらの方が先ですが…。

第2試合 タイチ vs タマ・トンガ

IWGPタッグ戦線で何度もやり合った二人。どちらが勝っても遺恨の残る試合となりそうです。特にタマ・トンガが勝った場合はIWGPタッグへの再挑戦もあり得るでしょう。優勝戦線に生き残るためにもタイチとしても負けられない戦いとなりそうですが、タイチはタマ・トンガの身体能力の高さに手を焼いていたような印象があります。

タンガ・ロアがAブロックに出場し、ファレが最近は全く姿を見せない中では介入はおそらく無いでしょう。タイチも最近の闘い方としては介入をすることはほとんど無く、正真正銘の一騎打ちとなりそうです。

しかし、この試合が実質第1試合と言うのも不思議です。前大会でメインを張ると翌大会では第1試合となるルーティーンなのでしょうか。

第5試合 後藤 vs EVIL

除霊マッチから始まった二人の遺恨は2018年のNEVER、ワールドタッグリーグなどでゴツゴツの闘いを繰り広げてきました。

しかし、2020年のNew Japan Cupでは、金的の度合いを遥かに超えた急所への踏みつけでEVILが勝利。その後、Bullet Clubに電撃加入となりました。その後の2020年G1でも後藤は全力勝負で敗退。後藤としては大きな遺恨が残るこの試合で、並々ならぬ闘志をたぎらせていることでしょう。

後藤が遂に雪辱を果たすのか?EVILが返り討ちとするのか?注目の一戦ですね。

第6試合 棚橋 vs ジェフ・コブ

ジェフ・コブとしては、ここに来てようやくのメインイベント。そしてお互いのシングル対決は初ですね!

ジェフ・コブが本隊にいる時も絡みはあまりありませんでしたが、エンパイア入りしてからタッグの対決が多くなっていましたが、ようやくのシングル対決となります。お互い王道のアメリカンなプロレススタイルなので、噛み合うでしょう。

鷹木同様、最近は人の技をオマージュ(あるいはパクリ笑)することの多いジェフ・コブ。ジェフ・コブ式ハイフライフローやコブ越えが炸裂すると棚橋としてはかなり厳しい状況となりそうです。

ジェフ・コブはここまで有力選手とほぼ当たっていないので、全勝で来ている可能性もあります。(タイチ、SANADAのどちらかに負けているかもくらいでしょうか…?)

優勝を果たすのであれば、棚橋にとってはここが正念場であり、ジェフ・コブはここで勝てば俄然勢いが増していくことでしょう。このタイミングでの対戦はホントに絶妙ですね。

その他の試合

  • 第1試合 大岩 vs ヒロム
  • 第3試合 YOSHI-HASHI vs SANADA
  • 第4試合 オカダ vs オーエンズ

長くなりましたので、次のページに続きます。

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