G1 Bブロックの見どころ(10.8-10.20)

10.14 山形市総合スポーツセンター(山形)

ここでヒロムはBUSHIとのタッグでヤングライオンたちと対戦ですね。IWGPジュニアタッグへの挑戦下準備と言う感じでしょうか。

第2試合 タイチ vs オーエンズ

タイチが優勝戦線に残っているとすれば(最終日が棚橋との対戦があり、おそらく残っているでしょう)、最終日直前大会では絶対星を落とせないタイミング。ただ、タイチはオーエンズのような曲者には意外と手こずる印象があります。前大会に引き続き実質第1試合で戦うタイチ。本来なら余裕の勝利となるはずですが、ここまでの星取りの状況によっては足元を救われる可能性もありますね。要注意です。

第3試合 後藤 vs SANADA

2016年のG1が初対決なので、二人の対戦は結構古いですね。その後はEVILとのタッグでの対戦や、2018年G12019年New Japan Cup、そして2020年のG1。SANADAが勝つときはスカルエンドからのラウンディングボディプレス、後藤が勝つ時はGTRと綺麗に決まっていて、それが2016年にSANADAが勝ってから交互に繰り返されています。

この流れで行くと、今回はSANADAがラウンディングボディプレスで勝つことになるのですが、今回はどのような闘いになるのでしょうか?

SANADAが優勝するためにはタイチ同様、このタイミングで負ける訳にはいかないのですが、別の意味でも目が離せない一戦となりそうです。

第5試合 ジェフ・コブ vs EVIL

今年のNew Japan Cupで初対決となった二人。どちらも裏切った者同士と言うことではありますが、前回は金的劇場の餌食となってしまったジェフ・コブ。今回はここに来てジェフ・コブもようやく試合順が前回メインに引き続きセミになったと言うこともあり、負ける訳にはいかないでしょう。

ディック東郷の介入は覚悟しなければいけないでしょうけど、ここに来るまでに悪さをし過ぎると、2018年のタマ・トンガの時のように追放となってしまうので注意が必要ですね。

ジェフ・コブにとっては優勝決定戦進出がかかる正念場の一戦となるでしょう。

第6試合 オカダ vs タマ・トンガ

最終日直前に組まれたこのメインは少し違和感がありますよね。

長年、新日本プロレスで活躍している二人ではありますが、2016年G1が大舞台のシングルとしては初対決。そして翌年のG1を最後に、シングルはもちろんタイトルマッチがかかるようなタッグ対決もありません。そしてこの2試合はオカダが絶好調の頃とは言え、ともにレインメーカーでタマ・トンガが敗退を喫しています。

このカードだけ見ると「普通にオカダの勝ちでしょ?メインになったのはオカダだから?」と言う見方もあると思いますが、二人の立場、新日本プロレスでの立ち位置を考えると、タマ・トンガは「試合としては対戦していないけど、常にオカダと言う存在と戦ってきた」と言えるでしょう。

そうした意味において、調子の上がらないオカダに対して遂にタマ・トンガがオカダ越えを果たすことができるのか?オカダが改めてタマ・トンガを葬って、最終日に繋げていくのか?最終日直前に組まれたメインとして相応しい死闘が繰り広げられると期待しています。

その他の試合

  • 棚橋 vs YOSHI-HASHI

10.20 日本武道館(東京)

いよいよBブロックも最終戦となりました!試合順はもちろん決まっていないので、注目カードをランダムにピックアップしていきます。

SANADA vs EVIL

ロスインゴ時代のかつての名タッグである二人の対決!と言うことで盛り上がりそうなカードではありますが、EVILが裏切る直前のNew Japan Cup昨年のG1、そして記憶が薄れつつありますが今年の1.5で既に対戦しています。今のところSANADAの2連勝で新鮮味も無くなりつつあります。

そうした意味では今回G1でもメインどころになるかどうかは微妙なところではありますが、常に飄々と戦うSANADAが、ライバルであるオカダ以外に感情むき出しで戦うEVILとの対戦で、何か大化けをするきっかけを掴めるのか?あるいは平凡な試合で終わってしまうのか?今後のSANADAの活躍を占う意味では大事な一戦となりそうです。

棚橋 vs タイチ

ゴールデンエース vs デンジャラステッカーズのイメージが強い二人ですが、2018年のNew Japan Cup、そして昨年のNew Japan Cupでも対戦しています。2018年は棚橋絶好調の年でハイフライフローでの勝利。そして昨年はタイチがブラックメフィストで棚橋越えを果たしています。

タイチは既に棚橋は眼中に無いのかもしれませんが、有終の美を飾って自分の立ち位置を盤石なものにするのか?あるいは棚橋が勝って復活の狼煙とするのか?この試合までたどり着く軌跡で大きく結果が変わってくるようにも思いますが、お互いのターニングポイントとなる試合になりそうです。

オカダ vs ジェフ・コブ

Bブロックの試合順は今までとは違う印象がありました。

オカダはメインを任されることが多く、ジェフ・コブは前半戦は第3試合よりも後になることが無く終盤のこの3試合でメイン(vs棚橋)ーセミ(vs EVIL)ーメイン(vsオカダ)となっています。前半の取りこぼしが無ければ、ジェフ・コブ無双となっている可能性も高いと思います。

そのままの勢いでジェフ・コブが優勝決定戦に進出となるのか?それともそのジェフ・コブを倒して、再びオカダ時代の到来となるのか?お互いの運命の分かれ道となる大事な決戦ですね。昨年のG1での丸め込み東京ドームスペシャルシングルマッチでも丸め込み。そしてメットライフドームでの完全決着を経てのこの対戦。ジェフ・コブとエンパイア躍進の年となるのか?オカダ復活となるのか?完全に目が離せない対決となりそうです。

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