メットライフドーム大会は、これだけ体調不良者が多かったにも関わらず無事開催することができたことが凄かったですね。
ロビーがヒロムに勝ったこと以外はそれ程サプライズの無いオーソドックスな大会となりましたが、2日目のベストバウトは3wayマッチでしょうかね。ヘビー級にも関わらずスリリングな展開でどちらに転ぶか分からないところがハラハラしました。
序盤はチャンピオンチームらしくタイチ・ザック組が2チームからの攻撃を受けまくる試合展開。途中で離脱し潜伏しつつ体力回復を図る。そして、他の2チームが潰しあっている途中に割って入ってからの畳み掛けで勝利。戦略が光ったと言えるでしょう。
とは言え、チャンピオンチームにとってはバックステージコメントでザックが言っていたようにリスクが大きいこの試合形式。そして、これで挑戦者チーム同士で勝敗が決した場合は、負けていないのに防衛失敗となってしまうところもモヤっとします。せっかく盛り上がってきたタッグ戦線なので、また新たな挑戦者が出てくることに期待ですね。ジェフ・コブとオーカーンのリアル2000万パワーズ(笑)が面白そうです。
G1出場者発表
ドーム大会での発表は無いかと心配しましたが、こちらも無事発表となりました。
発表の時の「初出場!」と出るたびに「おおっ!」と少し期待していたのですが、タンガ・ロアが無事に出場枠を埋めてきたこと以外はサプライズ無しの出場選手でしたね。海外遠征組の鈴木みのる、ジェイ・ホワイト、オスプレイ、そしてお祭り男のジュースがいないのは、元々分かっていたこととは言え寂しいです。
Aブロックは57年組対決か!?
現王者と直近王者がひしめくAブロック。飯伏・鷹木・内藤、誰が優勝してもおかしくない状況ですね。初出場のタンガ・ロアがどこまで旋風を巻き起こせるか?が注目でしょうか。モクスリーもそうでしたが初出場選手は前半に大暴れして後半息が切れるのがパターンなので、この3選手はタンガ・ロア戦が後半であるかどうかがカギとなりそうです。
同様に初出場となるオーカーンは昨年のワールド・タッグ・リーグでも善戦していました。シングルでどこまで星を伸ばせるかに注目ですね。
そして今年はようやく裕二郎 vs 内藤の元NO LIMIT対決が見られることになりますが、昨年タッグとは言え、既に何度か当たっており、今となっては既に手垢がついたような状態と言えるでしょう。昨年のG1だったら盛り上がったと思うのですが…。
Bブロックはオカダ一択!?
「SANADAのG1優勝待望論」もありましたが、最近精彩を欠くSANADAが優勝するのは厳しいかもしれません。
またジェフ・コブの最近の無双振りは目を見張るものがありますが、メットライフドームでオカダが敗れたことで逆にオカダ勝利フラグが立ったように思います。そろそろこの人が活躍しないとツマラナイですが、IWGPヘビーV12までの無理が生じたのか、コンディションの悪さが目立ちます。とは言え、ここら辺で踏ん張らないと落ちていく一方ですね。
EVILのヒールとしての活躍がどうなっていくかも注目ですね。ジェイが今回参加できないのであれば、今までのような金的劇場では無く「悪さ」や「怖さ」が全面に出ているヒール像を期待したいです。
優勝決定戦は?
カードを見ないとまだわかりませんが、そろそろ内藤 vs オカダの決勝戦が見たいかなぁ(笑)。
さて、今日は一夜明け会見があるのでしょうか?また、その時にカード発表があるのか?それとも直前となってしまうのか?まずは今日の状況に注目ですね。