盛大に予想を外しました!(笑) 予想が外れて良かった気持ちでいっぱいです。新日本プロレスの底力を今回は見せて頂いた気がします。正直すまんかった!(笑)
今回選出のポイント
さて、今回の選出のポイントはいくつかあると思っています。
海外選手の出場
一番のポイントはここですね!ジェイ、KENTA、ジェフ・コブだけでなく、オスプレイやジュースも含まれているとは意外でした。ジュースは怪我をしていたと言うことなので復活できたんだと思いますが。
それにしても、G1ポスターに海外選手を乗せることができないくらいの土壇場での逆転劇だったのでしょう。ポスターは改めて作り直さないんですかね…。
ジュニア選手の出場は無し
NJCUPや神宮などで大きな存在感を示していた、ヒロムやデスペラードと言った選手が出場できなかったのはちょっと残念です。
ベテラン勢の出場も無し
これは致し方ない部分もあります。選手層の入れ替えは必要なことですし、G1の長い戦いを健康に完走できるか?と言うのも重要なことです。
とは言え、NJCUPでのEVILとの死闘や、KOPWで話題を提供し、試合も大いに盛り上がった小島の名前が無かったのは残念で仕方ありません。
注目のカード
主力選手が多く揃ったのは嬉しい反面、新鮮味のあるカードがあまり無いなぁと言う印象です。その中でもNJPWphile一押しのカードをピックアップします。
鈴木みのる vs タイチ
既にタイチは腰が引けているようなコメントを出していますが…(笑)
前回のG1では鈴木みのるは選出されていなかったので、来年再び選出されるかどうかは未知数です。タイチが鈴木みのる超えを果たすのであれば、絶好の機会。お互いの進退をかけたバチバチの試合となるのか、世紀の凡戦となるのか、いずれにしても楽しみな一線です。
オカダ・カズチカ vs 石井智宏
同じChaosと言うこともあり、あまりイメージが無いこのカード。きちんと調べて無いのですが(汗)、もしかしたらヤングライオン時代を除けばシングル初対決な気もします。
以前、ケニー・オメガとの勝負であわやIWGPヘビーベルト初戴冠か!?と言うところまで追い詰めた石井。再びIWGPヘビー戦線に戻るためには石井にとって重要な一戦となるでしょう。
ジェイ・ホワイト vs ウィル・オスプレイ
こちらもきちんと調べていませんが、あまり試合をした記憶がありません。他の選手の戦いは何となく想像がつきますが、この二人が激突するとどうなるのか?が想像付かないです。
星の取り合いになるのが必至なこのAグループの中ではちょっとした取りこぼしが命取りとなりそうです。
もしかしたら、このカードの勝敗が二人に取っての分岐点になる予感がしています。まぁ、予想は外しまくっていますが…(笑)
EVIL vs KENTA
続いてはBブロック。Bullet Clubの勢力図がどうなるか?を占う上で重要なのがこの一戦。経験とインサイドワークで言えばKENTAの方に圧倒的に分があるように見えますが、果たしてどうなるのか?
そして試合結果そのものより、どんな戦い方をして、その後のBullet Clubの勢力図がどう変わって行くのか?が注目のカードです。
内藤哲也 vs 棚橋弘至
数年前なら大盛り上がりの決勝カードといってもおかしく無いこのカード。しかし近年の棚橋の不調もあり以前のような戦いは見られないかもしれません。
再び巻き返しを見せるのか?それとも時代の趨勢に飲み込まれてしまうのか?棚橋にとっては重要な試金石となるカードでしょう。
SANADA vs KENTA
この二人のカードもあまりイメージがありません。おそらく初対戦だろうと思いますが、Bグループはおそらく内藤、EVIL、SANADAの誰かが群を抜くことになるだろうと想定すると、SANADAにとっては落としたく無い対戦。
オーソドックスな試合で進む一方、どこでKENTAがインサイドワークのギアを入れるのか?それをどうやってSANADAが阻止するのか?案外玄人好みの試合になりそうな予感です。
今回選出で心配なこと
Twitter上でも大いに盛り上がった今回のG1出場選手選考。G1への期待感で一杯ですが、一方で冷静に考えると心配なこともあります。
他の海外選手は?
ジュニア勢はまた別の機会に召集されると思いますが、この一連の海外選手来日の中で外れている選手が割といます。GoDやファレ、オーエンズ、ヘナーレと言ったところです。(フィンレーは以前の記事に書きましたがROHのトーナメントに出場していると言う明確な理由があります)
ヘナーレは直前までやる気満々だったのに、発表後は怒りのツイートをしているので直前で外された感があるのでしょう。
また、GoDやファレと言ったいわゆるBullet Club OGのメンバーは、一昨年にG1で大暴走したのでその責任をとってと言うことなのか?それとも、これ以上Bullet Clubのメンバーが増えると抗争がややこしいから?なのか。他団体への移籍があるのか?等、色々と心配ですね。
NJPW STRONGは?
録画試合とは言え、まだ視聴者的にはジェフ・コブとKENTAの権利証争奪戦が行われていないにも関わらず、それを放り出した形でG1参戦と言うのはどうなんだろう、と逆に心配になります。もう全試合が録画されているのでしょうか?だとするとかなりハイスピードな録画スケジュールになりますね。
新日本プロレスを代表する主力選手がごっそり抜けた状況で招聘選手とヤングライオンだけで回して行くのか?
元々あまり盛り上がっていなかったNJPW STRONGがますます衰退して行くのでは無いか?と心配です。
裕二郎の立ち位置は?
今年に入ってオカダとの抗争を見せている裕二郎。その流れに乗って5年振りのG1参戦ですが、強豪揃いで潰し合いが予想されるAブロックで目立った活躍ができるのか?NEVERタイトルマッチで戦った石井やオカダ以外はほぼシングル初対戦となると思われるが、白星供給マシーンとならないか?が心配です。
持ち上げられたにも関わらず、オカダとの勝負もそれ程アツい戦いでは無かったように思います。
今回、優勝決定戦で内藤と争う、と言う可能性はかなり低いと言わざるを得ないので、同じブロックで戦わせてあげれば?とも思いますが、いずれにしてもここが正念場でしょう。
Bullet Clubの序列は?
海外選手が入ってきて、一番の懸念はこれでしょう。ディック東郷がいることもあり、元々外道はEVILにベッタリと言うことは無かったのですが、ジェイに外道がつくことで、どのような序列となるのか?更なる内紛はあるのか?等、試合そのものよりも気になることがいっぱいです。
電撃的に姿を現したところがピークで、その後の活躍がイマイチ見られないディック東郷をEVILが上手く使って巻き返しを見せるのか?逆にジェイ・KENTAに粛清されてしまうのか?
その時EVILは新しいユニットを立ち上げるのか?立ち上げたとして誰がそこに付くのか?今年のG1は各ブロック出場者の前哨戦が無いだけに、その辺りのストーリーを描くのが難しい。良く言えば電撃的に、悪く言えば雑に話が進む可能性もあり、それもちょっと心配です。
コロナの影響
最近は感染者数の増加にも歯止めがかかっているように見えるコロナの状況ですが、宇和島大会のように中止になる可能性は常に秘めています。その場合の星勘定はどうなるのか?該当ブロックは残り全試合中止となってしまうのか?(2週間の隔離)などが心配です。
これは選手やスタッフはもちろん、応援する我々も一丸となって感染を防ぐしか無いですね。不幸な出来事が起こらないことを祈るばかりです。
とは言え、大期待と少しの心配が入り混じる今回のG1。もちろん期待が上回ることは間違えないので、これからも目が離せませんね!