昨年のG1出場選手発表は6月16日の後楽園ホールでした。概ね3週間前です。
今年のG1は9月19日開幕ですから、そろそろ3週間前となります。早ければ今日の後楽園ホールで、遅くとも神宮では発表があると思われます。
ここでG1出場者の予想をしてみようと思います。
予想前提条件
以下を前提として予想を組みます。
海外選手は来ない
来日するとすれば、9月5日には日本に入国しなければいけませんが、モクスリーがそうできる可能性は、かなり低いと思われます(当日試合なので)。
モクスリーが来日しないのに、他の選手が来日するとなると、IWGP USヘビー級タイトルマッチが開けなくなります。また新シリーズである「FIGHTING SPIRIT UNLEASHED」に穴を開けることになります。
現時点発表されている情報では、海外選手が来るのは難しいでしょう。
他団体等からのサプライズ出場は無い
海外選手が出られないのであれば、こちらを期待したいところですが、他団体から来た選手がコロナに感染していたら、逆に他団体の選手にコロナをうつしてしまったら、ビジネス上、大ごとになるのは目に見えています。
この状況で敢えてサプライズを狙う必要は無いでしょう。WWEを退団したカール・アンダーソン、ドクギャローズが来日するのであれば話は別ですが…(笑)
シリーズは19大会、20人枠
日程は既に発表されています。ABブロック制で19大会は決定なので、昨年同様20人枠とします。また前哨戦は行わない(Aブロックが行われている時は、Bブロックの選手は出場しない)ことも発表されています。
1日当たりの公式戦は5試合行われ、G1に出場しない選手同士の前哨戦が1〜2試合組まれることを前提とします。
出場予想選手
上記前提に従って、いくつかのグループに分けて予想を立ててみたいと思います。
ほぼ確定の選手(昨年出場)
通常は、昨年出場していたからと言って今年も出られるとは限りませんが、今年に限って言えば、昨年に出場している選手が外れる理由が見当たりません。
従って以下の選手は、怪我等が無ければ出場確定でしょう。
- 棚橋弘至
- 飯伏幸太
- オカダ・カズチカ
- EVIL
- SANADA
- ザック・セイバーJr.
- 石井智宏
- 矢野通
- 後藤洋央紀
- 内藤哲也
- 鷹木信吾
- タイチ
計12名
実績から出場すると思われる選手
正直言うと、ここが一番難しいです。残った選手から考えると、この選手は出るだろうと言う「格」の観点ではありますが、昨年までは出ていなかった選手ばかりなので、従来のG1基準では外れている選手グループです。
直近の試合の様子やタイトルを取ったことを考慮して選出してみました。
- 鈴木みのる
- 永田裕志
- YOSHI-HASHI
計3名(合計15名)
KOPW出場選手
KOPWに出場できた選手はコンディションもそれなりに整っており、戦力として期待されている選手であることを想定して、選出しました。
- 小島聡
- 高橋裕二郎
計2名(合計17名)
サプライズ枠
以下の3名をサプライズ枠として、計3名(合計20名)にしたいと思います。

「今年は俺の年だ!」と言う選手もいますが、今年話題・実績ともに一番光っているのは高橋ヒロムでしょう。ヘビー級選手との初対決も多く、そしてどの初対決も話題性十分です。

デスペラードは、KOPW出場選手でもあり、NJCUPでの石井との対戦、鷹木へのNEVERタイトル挑戦等、結果は伴わないまでも今年躍動した選手の一人です。KOPWで、唯一ルールの煽り方を知っている選手と言っても過言ではないクレバーさも持ち合わせており、小島ともおそらく名勝負を繰り広げることでしょう。

ラストは悩みましたが、SHOです。鷹木との対戦でのシングル初勝利やSANADAとの初対戦はジュニアの枠を超えてきそうな勢いがありました。
KOPWでのSANADAとの対戦も楽しみです。
過去にジュニア選手がG1に出たことは何度もありますので、特に違和感は無いですが、偶然全員がジュニア選手になってしまいましたね。
結果的にはKOPW参加選手でもあるのですが、直近での戦いの様子や、話題性、サプライズ感から選出しました。まとめますと、
- 高橋ヒロム
- エル・デスペラード
- SHO
期待する対戦カード
同門のライバル対決は去年結構ありましたが、今年期待したいのは「同門師弟対決」ですね。
内藤 vs ヒロム
旗揚げ記念日で対決予定だったこのカード。決勝の舞台や他でのビックマッチも期待できますが、G1を盛り上げるためにもあってほしいカードですね。Bグループ決勝戦でしょうか?
鈴木みのる vs タイチ
「鈴木軍ではなくタイチ軍にした方が良いのでは?」と言う声も聞かれる昨今。師弟と呼ばれる間柄かは別にして、新旧対決と言うところではぜひ見たいカードであり、来年の1.4に向けての動きが大きく変わるであろうカードです。
タイチ vs ザック
今は盤石のタッグチームである両者も、シングルはおそらく初対決。
師弟と言うより兄弟対決の様相ですが、この対決も面白い。
EVIL vs デスペラード
この対決は不思議に思う人は多いと思いますが、ヤングライオンの時はデスペラードが1年先輩で、EVILの壁となってきたデスペラード。ヒロムほどの高揚感は無いかもしれないけど、成長した二人がどのような試合を見せるのかが注目です。
鷹木 vs 飯伏
石井に続く名勝負製造機となりつつある鷹木。EVILとの対決も楽しみではあるけれども、双方のベルト防衛状況によっては、今戦うことは得策ではないかもしれない。
それならば、絶好調ながらもタッグ戦線でくすぶっているように見える飯伏と名勝負を繰り広げて、再び飯伏をシングル戦線に引き込んでもらいたい。
鈴木みのる vs SHO
SANADAとのサブミッションマッチを要求するまで、関節技に自信をつけているSHO。おそらく関節技で言えば新日本プロレス随一と思われる鈴木みのるとの一戦でどこまで通用するのか?はたまた超えてしまうのか?を確かめてもらいたい。
キリがないので、ここまでとしておきますが(笑)、やはり名前の上がった選手は期待度が高いですね。もちろん、石井のようにどの選手相手でも安定して名勝負を繰り広げる選手もいますが、今回繰り上げ当選になったような選手は今までとは違った戦う姿を見せてほしいです。
正式発表はまだ分かりませんが、目が離せませんね!