ありし日の柴田と後藤

昨日のエントリーに引き続き、プロレスロスのこの期間にふさわしく、新日本プロレスワールドで振り返れる名勝負やエピソードをご紹介します。本日は柴田と後藤です。

2人のこのストーリーは、若い時に(あるいは今!)スポーツや何かで一緒に切磋琢磨した仲間の顔が、ふと浮かんでしまうかもしれません。

柴田選手とは?

もしかしたら、柴田選手はLA道場のコーチとしては知っているが、選手として活躍していたことを知らない方もいるかもしれませんので、ごくごく簡単にご紹介します。

(出典:新日本プロレス公式サイト)
  • 棚橋、中邑と新闘魂三銃士として知られる。(本人たち、特に柴田は納得せず)
  • 総合格闘技全盛期に、「新日本を辞めることが新日本だと思った」として、新日本プロレスを辞めて総合の世界に入る。
  • 爪痕は残すも、主だった成果は出せず、「ケンカ売りに来ました」で、新日本プロレスに復帰。

他にも色々とありましたがそれは次の機会に…。この後、桑名工業高校のレスリング部同級生であった後藤洋央紀とタッグを組みます。

二人の生い立ち

柴田は高校を卒業して、そのまま新日本入り。後藤は大学を経てから新日本に入団しました。つまり後藤は柴田の後輩となります。

後藤は入団してすぐに肩の怪我で退団を余儀なくされました。失意の中、実家に帰ろうとした時に引き留めたのが柴田です。桑名に帰ってしまったら、もう二度と東京には戻ってこれなくなることを懸念して「自分のところに居候しろ」と。その後、後藤が新日本のリングにデビューできたのは、もちろんご存知の通りですが、この時柴田がいなかったら、レスラー:後藤洋央紀は誕生しなかったかもしれません。

2014年1.4 後藤復帰戦

G1 棚橋戦での強烈な張り手でアゴを砕かれた後藤は長期離脱を余儀なくされますが、2014年1.4で復帰することになりました。

この時に対戦相手を買って出たのが、柴田です。試合の模様はぜひワールドでご覧頂ければと思いますが、柴田が後藤の不安を払拭するために、「これでもか!」とアゴを攻撃する姿は、お互いの強い友情無しには成立しないことだと画面からも感じます。試合終了後も、お互い倒れたまま話をするシーンも感動的です。

(出典:新日本プロレスワールド)

1.4と言う舞台もあり、お互いが気力と友情を出し切った清々しい一戦だったと思います。勝者・敗者が存在するはずにも関わらず、二人で肩を支え合いながら、同じ道を帰っていくところも涙がでました。

(新日本プロレスワールド)

その後に出たコメントが「俺は今、青春をしている!」です。それがどれ程のものだったのかは、ぜひ実際の試合の様子をご覧頂ければと思います。

同級生タッグチームの死闘

その後のNEVER戦で、後藤が柴田からベルトを奪取するところもアツイのですが、もう少し二人の絆を書きたいと思います。今後同一カードが実現するのが難しいと思われる2015年11.21 World Tag League「柴田&後藤 vs 中邑&石井」戦です。

対戦者の名前を聞くだけで面白いことが保証付きのこの試合ですが、柴田&後藤組が躍動していました。特に光っていたのが後藤です。

後藤はよく言えば、多彩なオリジナルホールドを使って感性で勝負する天才肌と言えると思いますが、試合の組み立てが上手いとは言えません。近年は特にインサイドワークに長けた対戦相手に翻弄されたりで、大事なところで負けることも少なくありません。

(出典:新日本プロレス公式サイト)

ですが、この時の司令塔は柴田。「後藤!」の掛け声一つで、猪突猛進に突っ込む後藤の姿には全く迷いが無く、技の凄みとキレがありました。それを受けるのが石井と中邑です。面白くない訳がありません。この時は柴田の名言は無かったと記憶していますが、ぜひ言葉不要の隠れた名試合をご堪能頂ければと思います。

たまたま家にあった2014年のKAMINOGEです。同級生タッグ+スマートな棚橋。この年は「新日本を守ってくれてありがとう」の年でもありました。

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