前哨戦とは思えない迫力の攻防!

後楽園4連戦も3戦目まで終了しましたね。ドーム前の大事な時期なので、そこそこ流す感じで行くのかと思いきや、タイトルマッチ級の攻防が繰り広げられました。

石井が遂に爆発!

今まで色んな選手が手を焼いてきたHouse of Tortureの面々に対して、試合内容でももちろんですが、バックステージでも石井が圧倒的な強さを見せつけましたね。

トーチャンズの反則をいなすでもなく、かわすでもなく、ただただブルドーザーのように突進する姿勢は石井ならではの大迫力ですね。このまま止めることもできずにトーチャンズが蹂躙されていくのか?それとも意地を見せていくのか?EVILの2022年の幕開けにふさわしい大一番になりそうな予感がします。

内藤がタイトルマッチ級の切り返し技を見せた!

二冠王者陥落から、いまいちパッとしなかった内藤。再起を期したG1は怪我で離脱、ワールドタッグリーグもそれなりの活躍を見せるも結果を伴わず…。東京ドームに向けての決戦でようやく真価を見せ始めましたね。

足の調子が少し心配なジェフ・コブとは言え、パワー・破壊力はG1での活躍通りの健在ぶりを見せつけたが、試合終盤には、内藤がジェフ・コブに担ぎ上げられたタイミングで放った切り返しのディスティーノ!

前哨戦レベルではほとんど見ることができないこの技を使ってきたのは、G1での離脱の原因となったこともあると思いますが、本番でいきなり使うよりは一度試しておきたかったのでしょう。

そして完全にグロッキー状態となってしまったジェフ・コブ。バックステージコメントでは「焦っていない」と言いながらも、その態度と口調に焦りの色が出てしまっています。既に内藤の掌の上状態と言ってしまって良いでしょう。

ドーム初戦と2戦目のエンパイア vs ロスインゴ対決が果たしてどんな結末を迎えるのか!?楽しみです。

前哨戦を超えたヒロムとデスペの戦い

今までの基準で言えば、前哨戦のレベルをはるかに超えた試合であり、むしろタイトルマッチの前哨戦とはこうあるべきと思わせられた一戦でした!

ヒロムが相手の感情を引き出す時に使う胸板チョップ合戦。始めはその挑発に乗っていたデスペラードではあったが、「それは本番にとっておこう」なのか「その手には乗らねーよ」なのか、ロコモノ気味のエルボーで突然終わらせるデスペラード。これにはヒロムも面食らったのか、たまらずダウン。最後までアゴを気にしながらの戦いとはなりましたが、この仕打ちに対する回答を後楽園ホール最終日に見せるのか?それとも東京ドームで何倍にもして返していくのか?目が離せないですね。

そして、それ以上にエモかったのが両方のタッグパートナーであるBUSHIとDOUKI。果てしなく続く二人の激しいバトルに割って入るのは難しいとは言え、この二人の繰り出す炎を消すことが無いようにあたかもタッグタイトルマッチかのような真剣なバトルでサポートする。そして自分たちで決着を付けることをあらがうかのような脅威的な粘りを見せて試合に終止符を打たせない。

結果、終止符を打つことができたのは時間切れ引き分けを告げるコングのみ。

この試合の充実度合いは、バックステージコメントでベルトとヒロムへのアツい想いを激白したデスペラードだけでなく、BUSHIの力強いコメントにも表れていると思います。

ジュニア戦士にドームのメインを飾る日が来ることの現実感をひしひしと感じるとともに、それを上回ろうとするヘビー級の新たな戦いにも期待したいですね!

そして本日(12/24)はいよいよ年内最終日!KOPWがどんな戦いになるのか?そして最後の前哨戦で遂に何かが起こってしまうのか?まだまだ目が離せないですね。

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