ヒール道とベビー道

先日、新日本プロレスワールドで公開された外道の「俺のベストシーンを語る!!」は良かったですね〜。自分が戦ったシーンでは無くて、ジェイ・ホワイトのセコンドの時と言うのも、過去では無くて今がベスト!と言う意気込みが感じられます。

ロジカルなヒール道

外道がなぜ、この試合がベストシーンだと思ったのかを試合動画を見ながら解説してくれます。試合中にリングに上がっている時間はほんの数分。でも的確なタイミングでリングに上がり、対戦相手だけでなく味方動きも含めて、一瞬のうちに色々なケースを想定し、そしてそれらを感じさせないヒールっぽい動きをしながらも、キッチリ仕事をする。

外道が語っている内容は、さほど真新しいことは無く、想定できる範囲内の解説ではあったものの、それを完璧にこなすには、やはり経験と高度なプロレス脳に裏打ちされたロジカルな思考と行動がないと無理だなぁと感じます。

出典:新日本プロレスワールド

レフリーが絶対無二の存在だと語る外道。昭和時代のプロレスはそんなにレフリーを上手く使って、と言うやり方は無かったので、この発言も浅いようで深い発言。ヒール道とは何か?を、もし外道が引退したら本でも出して欲しいです。ただ、最近のレフリーを悪用しての試合運びはちょっと飽きてきました。プロレス再開されたら、また新しい活用方法を見せて欲しいです。

ベビー道は?

このVTRを見た時に、「外道のヒール道はスゴイな」と思いましたが、それなら逆に「ベビー道」って言うのもあるんじゃないか?と思いました。最近の新日本プロレスでは、一時期の棚橋や内藤のようにベビーなのにブーイングされるので完全なベビーと言うのは少ないように思います。ベビー道の方が険しくて困難なのでしょうか?

新日本プロレスの選手で無くて残念ですが、全日本→NOAHの小橋建太の戦い方が無骨で不器用ながらもベビー道ではないかと思っています。

腎臓がんを患い、546日振りに奇跡の復活を遂げた時の復帰戦は、何度も見ているにも関わらず、毎回同じところで泣いてしまいます。

なぜ「小橋が勝ちました!」と言ったのか?

復帰戦、いつもは試合結果はこのブログでは言わないのですが、この時は小橋は負けています。にも関わらず、なぜか実況アナウンサーは「小橋が勝ちました!」と絶叫します。なぜか気になる方、人生の困難に直面してめげそうになっている方は、ぜひ試合(2007年12月2日NOAH日本武道館大会)をご覧頂ければと思います。

よそ様のYoutubeで恐縮ですが、リンクを貼っておきます。

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