飯伏のバックステージが大盛り上がりですね。まさに地獄絵図(笑)
さすがに昨日は対戦カードが違ったので、劇場はありませんでしたが…
IWGPの権威って?
NJPWphileは古参で、生まれは旗揚げよりも前、初代タイガーマスクはリアタイで観てました。
古いファンだと「IWGPの権威が、なんだかんだ〜」とか言ってもおかしくないようなこの状況。
まあ、自分はこの質問を受けたとしたら、ゴダールの初期映画「勝手にしやがれ」のキャッチコピーを思い出しますね。

「俺って最低だ」
「最低ってなんのこと?」
で終わるこの映画。
「IWGPの権威ってなんのこと?」
って言う感じですね、自分にとっては。
でも引っ掛かりが…
誤解があるといけないので、一応補足しますと、
「IWGPの価値は、チャンピオンによって、そして時代の流れによって変わっていくものだから、古い価値観に縛られてガタガタ言いなさんな」と言うことです。
とは言え、劇場が初めて開催された時、狭いところにちんまりハマっている飯伏を見た時は、
「そーいうことじゃなくてさー」
と思ったことは間違いないです。
前哨戦とは言え、いつも通りのムーブを繰り返す飯伏とSANADAだったので、
「SANADAとの勝負の面白さを、コメントで無理なら試合で示してくれよ」と思っていた矢先のコレだったので、
「おいおいおい!」
と言う気持ちが抑えられなかったです。当時は。
そして飯伏のコメント
久々にリング外で無茶やったなーと思ったら、その後の飯伏のコメント↓
バックステージコメントでヒロムとSHOの邪魔したから怒られたんだな。そりゃそーだろーと思っていましたが、そうじゃ無かったっぽい(笑)
次の日も続く地獄絵図(笑)
小学生の時に、周りの空気をあえて読まずに「俺も仲間に入れてよー」って無理矢理入ってくるヤツ、いませんでした?
そんな遥か昔のことを思い出して爆笑しました。
「また来ちゃった」 → サンちゃんか!
って、我々の世代ならツッコむでしょう(笑)。色んな世代の人が色んなツッコミ方が出来るって言うのは素晴らしいです。
「一流の絵画は、誰が見ても同じ感想や感じ方では無く、それぞれの人がそれぞれの見方や感じ方ができる」と言いますが、まさにそんな感触。
そして、冒頭のツイートに戻ると言う、12モンキーズのような無限ループ(笑)
もう次の劇場公開を期待している自分を抑えられなくなっています。
飯伏、恐るべし!
それだけじゃない飯伏
この飯伏の凄さは、元々のファンを歓喜させ、ネガティブに思っていたアンチ(=NJPWphile)を取り込むだけではありません。
いつも圧倒的な世界観で相手を翻弄する「ヒロムちゃんワールド」をタジタジにさせたことです。
それが出来たのは、同じく独自の世界観を持つ田口だけでした。

昨年のBOSJでは、「カラダぴーん!」戦法でTime BOMBを封じ、世界観でも技でもヒロムを上回りそうだった田口。最後はヒロムらしくない丸め込みで辛勝。
もしお互いが防衛すれば、日本武道館の旗揚げ記念日では飯伏 vs ヒロムの対戦がおそらく実現することでしょう。そこの布石を打ってきたんだとすれば、奥深い。
いや、ここまで来れば誰もが考えつくことではありますが(笑)、ここまで来るために、初めから計算してヒロムとSHOの間にちんまり座ることを選択したのだとすれば、やはり凄すぎる。
怒られたのは?
そして、初回の劇場の後に「久々に怒られた」と言っていたにも関わらず、ここまで劇場を引っ張ったので、怒られたのは劇場では無く、こっちなのでしょう↓
それか、こちらか↓
タイミング的には前者のような気がします。
ただの1レスラーが言うならまだしも、団体トップが他団体のことに言及するのはプロモーション戦略等にも響くことでしょう。
WWEが日本に進出しようとしているのは明白で、昨年夏は中邑やASUKA、当時は所属だったカイリ・セインが来日して興行を行う予定でしたし。(チケット買ってました(涙))
でも、バックステージでもSNSでも、そしてもちろん試合でも魅せることができる飯伏にはますます注目ですね!
そして・・・?
3つ目の願いって?
ますます沼から抜けられない模様(笑)