二冠王、神、Golden Aceと昨年は大活躍の飯伏でしたが、IWGP世界ヘビー級ベルトの初代チャンピオンとして、新日本プロレス専属しての責任や重圧がかかって、飯伏らしい自由奔放さが無かったように思います。
このシリーズではベルトも関係無く、タッグチームでも無い。本来の飯伏の姿が復活したように思います。
試合開始前から戦闘モード
いつものように華やかな入場では無く、いきなりからジェフ・コブを睨みつけての入場です。

全身から放つオーラが今までとは違い、殺しにでも行きそうな勢いでした。
ジェフ・コブの圧倒的なパワー
前回ワトと組んだ時もそうでしたが、軽くポンポン投げられるさまは圧巻ですね。オリンピック選手の面目躍如と言ったところでしょうか。

マイケル・エルガンと本隊でタッグを組んでいた時から、パワーとスープレックスには定評がありましたが、徐々にエンパイアのスタイルに馴染んでいくに連れて、ただ投げるだけではなく試合運びに落ち着きと言うか、迫力が増すようになったと思います。
組んでいるオーカーンが上手くサポートに回っているところもあり、この二人がIWGPタッグベルトに挑戦するのも面白いかもしれませんね。
カミゴェ vs コブゴェ
そして今回の対立軸としては、この技の掛け合い。飯伏がジェフ・コブにシットダウン式ラストライドやフェニックスプレックスを掛けられるとは思えないので、飯伏のフィニッシュホールドとしてはこれで行くのでしょう。

前哨戦で飯伏がコブゴェを食らってKOされているとは言え、ジェフ・コブのフィニッシュとしては、やはりツアーオブジアイランドとなるのでしょう。
そこまでの過程でどこまで飯伏が覚醒して行くのかが注目ですね。
自由の精神を解放
自身がチャンピオンだったら出来なかったであろう、こんな挑発ポーズも今ならお構いなし(笑)。

さすがに場外へのフランケンシュタイナー解禁は無いでしょうけど、何かアッと驚くことをしてくれそうな、今回の対戦。
久しぶりの飯伏の覚醒で自由奔放なファイトスタイルがコブ相手にどこまで爆発するのか!?
楽しみな一戦ですね。