ジュニアの盛り上りと漢気

高橋ヒロムの怪我は大変に残念でしたが、この漢気あるベルト返上で色んな選手に火が付きましたね!

ヒロムの漢気

きちんと一礼して返すところ、そして後継にBUSHIを指名するところは少し涙が出ました。

そして、欠場と言うと、YOHのように完全に表舞台から姿を消すのが通例ですが、「表にもバンバン出る!」と。

「ずっと出ないことで、出た時のインパクトがスゴい!」と言うのもありますが、これだけSNSが発達している以上は、表舞台に出たままの人がいても良いと思います。何か悪いことをして謹慎しているのとは違いますからね。

BUSHIの漢気

試合が無かったにも関わらず、メイン後に姿を現したBUSHI。

ヒロムから、大会前にベルト返上する話は聞いていたのかもしれませんが、ちゃんと姿を現し、ケジメをつけてからベルト挑戦を表明する姿勢には、やはり漢気を感じます。

「ヒロムに指名されたんだよ!やるしかねえだろ!!」の咆哮にはBUSHIの意気込みを強く感じました。これでBUSHIのギブアップ負けはもう無いな、と言う感じです。

ファンタズモの漢気

普段のような、ノラリクラリやオフザケの様子は微塵もなく、ただデスペラードを凝視するファンタズモ。日本語が分かるかどうかは分かりませんが、その鋭い眼光には、かつてベビーフェースでやっていた頃の面影が垣間見られた気がしました。

サドンデスと称されたキックをいつ、どう出すのかがポイントになると思いますが、ファンタズモには珍しい終盤戦の脅威的な粘りが出てくるのではないか?と期待しています。

デスペラードの漢気

オープニングのヒロムの発言を聞いて、黙っていられなかったのであろうデスペラード。

勝ったからできたことではあるけれど、BUSHIとファンタズモの間を割っての挑戦表明にはシビれました!

もちろん、単純に「勝手にカードを決められてたまるか!」と言う気持ちだったと思いますが、ヒロムとデスペラードの関係性を考えると、「オメエがいねーんなら、オレが盛り上げてやるから、安心して寝てろ!」と言うヒロムに対する歪んだ愛情も見え隠れする。

「SHOは試合が組まれていたにも関わらず出てこなかった」については、SHOを責めるよりは、やはりデスペラードの愛情が強くて大きかったと称されるべきでしょう。

それは今回について言えば、BUSHIやファンタズモも同じ気持ちだったのでしょうね。

そして、遂に正式カードとして発表されました!

3wayってテンポ感あるのは良いけど、概して盛り上がりにかける傾向にありますが、この試合に限って言えば、昨年武道館でのBOSJ決勝のヒロムvsデスペラードを超えてくるんじゃないかと期待しています!

ヘビーはもっと頑張れ!

その一方で、パッとしないのがヘビー級の面々。

石井のバックステージコメントは重みと深みがあって良かったのですが、他の選手は試合も含めて、ワンパターンと言うかスリリングさとか感情表現が伝わり難いですね。

飯伏vs内藤は、久しぶりのイデオロギー論争で面白そうだったのですが、内藤の怪我で「本当に試合できるのか?」と心配になってしまい、イマイチ楽しめなくなってきています。前回の飯伏劇場のような面白さもなく、お互いのコメントが虚しく宙を行き交っているだけですし。

ここは、当日の試合で盛り上がってほしいですね!

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