ジュニアタッグリーグが盛り上がってきた!

昨日もG1選手発表はありませんでしたね。どこまで引っ張るのか…。しかし!ジュニアタッグリーグが盛り上がってきましたね。

正直、田口・ワト組が勝つとは思っていませんでした。ジュニアタッグリーグ、ナメてました。すいません…。

ヒロム・BUSHI組と金丸・デスペラード組がそれぞれ3勝、2勝で決勝やるんでしょ?くらいにしか考えていませんでしたが、俄然面白くなってきました。

決勝の舞台は9.11後楽園ホール

昨日のバックステージコメントでヒロムが「3勝すればいいんでしょ」と言っていましたが、1位と2位の決勝戦がありますので、仮に全勝で1位通過となっても決勝で負けたらベルトは取れません。それが面白くなっている理由の1つです。

予想が難しいリーグ戦

外道の動きや受けが予想を遥かに超えて良く、現役バリバリのレスラーかと見間違える程で、石森の調子もシングルベルトを奪った勢いのまま絶好調ですが、やはり3敗は免れないでしょう。

となると残る3組の争いとなる訳ですが、先に負けてしまった金丸・デスペラード組はもはやベルト獲得の可能性は無いのでしょうか?いえ、そんなことはありません。

次回、ヒロム・BUSHI組が田口・ワト組に勝利し、順当に金丸・デスペラード組が石森・外道組に勝利。最終日に金丸・デスペラード組がヒロム・BUSHI組に勝利すれば、3チームが2勝1敗で並びます。

この場合は完全に三竦みとなるので、最近良くある3wayでの決勝戦となるでしょう。

仮に、2戦目に田口・ワト組が初戦の勢いを駆ってヒロム・BUSHI組に勝利し、最終戦に金丸・デスペラード組もヒロム・BUSHI組に勝利すれば、決勝は田口・ワト組vs金丸・デスペラード組となり、ヒロム・BUSHI組が脱落します。

それだけ、初戦の田口・ワト組の勝利が重要で、今後の展開を有利に運んだと言うことです。

田口の本気

なぜ勝てたのか?ワトの若さ溢れる勢いもあったかもしれませんが、やはり田口の本気度でしょう。金丸のアトミックドロップを受けた田口は、気合の表情で仁王立ちして「来てみろ!」の雄叫び。その後の技を避けられるのはお約束だったけど、エロおふざけキャラが定着した田口らしからぬ気迫。プリンス・デビットとの往年のタッグ、「Apollo55」時代を彷彿させるような監督采配と動き。

ケツイェに入るまでの動きも機敏で無駄は極力排除。今回ベルトを獲りに来ている感が凄まじい。

Apollo55(田口&プリンス・デビット)とゴールデン・ラヴァーズ(飯伏&ケニー)のベストバウトについては以前↓の記事で紹介しています。田口がほっそりして若い!(笑)

勝者予想は金丸・デスペラード

初戦黒星発進で、大きなビハインドを背負った金丸・デスペラード組。それでもNJPWphileは、勝者は金丸・デスペラード組と予想します。理由は以下の通りです。

  • 初戦に負けて背水の陣となった
  • 初戦は戦略が見えなかった
  • デスペラードのヒロムとの相性の良さ

初戦に負けて背水の陣となった

最近の傾向として、G1でもそうですが、始めにつまづいた方が勝利に近づきやすいです。逆転勝利の方が、最後の重要なところに勢いを残すことができます。

例えば昨年のG1、飯伏は初戦から2連敗。特に初戦はKENTA戦で足首に重度の怪我。その後の戦い方の変更を余儀なくされる程でしたが、最終的には優勝しています。

初戦から勢いのあったKENTAとモクスリーは、最後息切れして決勝まで残れませんでした。

初戦は戦略が見えなかった

ワトが入っていることで油断もあったのかもしれませんが、クレバーな二人にしてはあまり戦略が見えませんでした。次回対戦する時はこの負けを糧に、二人を分断しつつワトを捕らえる、と言うオーソドックスな戦略できっちりかたを付けることでしょう。

もし、3wayになった場合でも、経験と戦略の豊富なこのチームが有利と考えます。年初の1.6 New Year Dash!で見せた4wayでの戦い方、BUSHIの毒霧をSHOで防いだデスペラードの機敏さと試合の流れを読み切る勘が生かされるでしょう。

Photo by NJPWphile

1.6 New Year Dash!の様子は以前に↓の記事で書いています。

デスペラードのヒロムとの相性の良さ

田口・ワト組が次の試合に勝とうが負けようが、金丸・デスペラード組は、必ずヒロム・BUSHI組に勝たなければ決勝には進めません。その時にはデスペラードのヒロムとの相性の良さが生きるでしょう。

今年のジュニアタイトルマッチではデスペラードが苦杯をなめましたが、それまでの対戦成績は圧倒的にデスペラードが勝っています。

ヒロムが自身のベストフィニッシュとして、敢えてデスペラード戦を挙げる程のライバル関係であることは、知られているようであまり知られていないと思いますが、ベストフィニッシュとしての試合だけで無く、それまでの経緯についても↓の記事にまとめています。

ヒロムの肩の調子が万全で無いこともあり、今回はデスペラードに軍配が上がるのでは無いか?と考えています。また、この一戦が次の戦いに繋がる壮大なライバルストーリーになるのでしょう。

正直、あまり興味が湧いていなかったジュニアタッグリーグ。初戦がこのような結果となり、おそらく単純には終わらないことでしょう。

G1に向けてますます楽しみが増えてきましたね!

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