今年のBOSJは単に優勝争いだけでは無く、色んなテーマがあって面白いですね。
メインの出だしは良かったが…
試合前の入念なレフリーチェックに応じるファンタズモ。前回までのバックステージコメントのこともあり、サドンデスも引っ掻きもこれで終わって、新しいファンタズモを見せてくれると期待していたのですが…。
結局最後はトラースキック1発で勝利。身体能力の高さは天下一品であることは間違いないので、そちらで勝負しても全然行けると思うんですけどね。Bullet Clubを辞めてEmpire行きもあるのでしょうか？それであれば身体能力の高さで勝負する土俵に乗れることでしょう。
しかし、新日本プロレスはここのところ、お客さんのフラストレーションを残すことで次の応援に繋がる、と言う古いやり方をずっと踏襲していますが、そろそろ時代が変わったことに気づくべきじゃないですかね？
テレビ時代は終わってYouTube時代になっていると言っても過言では現代で、不満が残ってしまったら直ぐにファンは離れていってしまうと言うことを理解した方が良いと思います。他の団体やNJPW Strongではこういう手法はほとんど無いんですけどね…。
SHOは成長の過程か？
同じことがSHOのプロレスにも言えることですし、トーチャンズに否定的なファンのコメントを良く目にします。
ただ、この暴挙によってワトのことを輝かせていることも事実。そして以前よりもバックステージコメントが饒舌で試合も生き生きしているのは、SHOが成長していることも表れでしょう。やり方は確かにフラストレーションが溜まりますが(笑)、SHOのプロレスの幅が広がっていくことに関しては期待していきたいと思っています。
そしてYOHとの対立軸も段々と面白くなってきましたね。
YOHが噛み合ってきた？
４連敗の後の3連勝。勝ち星的にようやく五分に戻しつつあるだけでなく、実力者である石森を破ったことで勢いもついてきたように思います。
SHOと離れて成長しなくてはいけなかったのはYOHの方かもしれません。
休んだりしてみたものの、何も浮上するキッカケもなく、なんとなくダラダラと時間だけが流れて言ってしまったようなYOH。「以前と同じで何が悪い！」と良い意味で開き直ることができるのか？それとも今被っている殻をぶち破ることができるのか？
残り試合はデスペラード、金丸、ファンタズモと曲者ばかり。何かをぶち破るのだとすれば、それはデスペラード戦となるのか？それとも最終日のSHO戦まで引っ張るのか？こちらも少しずつ面白くなってきました。
長くなってきたので、次のページに続きます。
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