出場選手は確定し、各選手の提案するルールも出揃ってきましたね。
ただ、出場選手に関しては前回ブログで予想した通りになってしまいました…(涙)↓
自分は予想が当たって「ほら、見ろ〜!」と言いたいのでは無く、「え〜、そんな風になるのか!」と驚きたいので、むしろもっと突拍子もないカードが組まれて欲しかった。
ルールも大体出てきていますが、残念ながらこれも想定の範囲を超えず…。プロレスIQの高さを見せているのはデスペラードですね。コメントにもプロレス観が出ていて、提唱する理由にも唸らせるものがあります。
(前略)私のルールは、”必殺技禁止マッチ”でござんす。(中略)プロレスラーのプライドのど真ん中。お前が握っているっつうんだったら、それを封じられたときにお前が何を他に持っているのか。その深い部分を見せてくれ。
(出典)新日本プロレス公式サイト
言い方は多少ふざけているところもあるけど、プロレス観、生き様、プライド、全てが表現されている素晴らしい提案と思います。
そして、つい先ほどのこのTweetは、もはやご本人がわかりやすく解説までしてくれています↓
KOPWは、単に色物としてやるのでは無く、個々のレスラーのプロレス観をぶつけ合うような提案があることを期待していたので、提唱されたルールを改めて見てみると、ちょっと寂しいです。
選手 | ルール |
小島聡 | フィニッシュ限定マッチ |
デスペラード | 必殺技禁止マッチ |
オカダ・カズチカ | 1vs3 ハンディキャップマッチ |
高橋裕二郎 | ランバージャックwithベルトマッチ |
SHO | サブミッションマッチ |
SANADA | じゃあ、いいよ |
矢野通 | ピンフォール2カウントマッチ |
BUSHI |
金網、ラダー、電流爆破、チェーンとかは会場準備や危険性とかもあるので、今さらそれをして欲しい訳では無いけれども、相手の提唱したルールでOK、と言うのは自分のプロレス観が無いと言っているのと同じと感じられます。投票の楽しみも無いし。
ただ、こうして改めてまとめてみると、矢野の”ピンフォール2カウントマッチ”は、BUSHIにとってかなり厳しいルールですね。飯伏を超えるパワーを持つ矢野がジュニアヘビー級のBUSHIを押さえ込んだら、特にダメージ無くても2カウントはすぐに入りそうです。
このルールで戦うとしてもかなりプロレス脳を使わないといけないでしょうし、投票でこのルールにさせないために、BUSHIは自分に有利になるよう、かつ説得力のあるルールを提唱しないといけない。
色物的な展開を想定していたこのカードが、実は一番レスリング的、かつプロレス脳をいかんなく発揮できる試合のような気がしてきました(笑)。
クレバーなBUSHIなら、何か凄い提案があるものと期待しています!