オカダが提案した「何か」。遂に判明しましたね!
運用の仕方によっては、本当に色物になってしまいかねないので、機能するかどうかは未知数ですが、アイデアとしては面白そうです。
そして、最近でもありましたが、実は過去にも色々なルールでの試合が行われています。今回はそんな「変わったルールの試合」を紹介します。
三本勝負
オカダ・カズチカとケニー・オメガのIWGPヘビー級タイトルマッチで行われました。

試合は通常ルールですが、三本勝負のウチ二本を取らないと勝てないと言う過酷なルール。スタミナお化けである両者ならではのルールでしたが、一本目を取られたあと、「続けて二本取られたらどうしよう」と言うの追い込まれ方がスリリングで意外に面白い試合でした。
ラダーマッチ
こちらはケニー・オメガとマイケル・エルガンのIWGPインターコンチ戦で行われました。
ラダーはハシゴのことです。矢野みたいにコーナーマットの代わりにハシゴを使って殴り合うルールでは、もちろんありません(笑)。

写真のように、天井から吊るされたベルトをハシゴで登って先に取った方が勝ち、と言うシンプルなルールです。3カウントもギブアップも無しです。
このハシゴを登る時に駆け引きがあるのですが…まあ、アメリカンプロレスの王道のようなルールですね。
金網マッチ
先日、こちらのブログでも書きましたが、棚橋と村上が行いました。
総合格闘技では良くある完全決着ルールです。セコンドは入れません。オカダとEVILがこれでケリをつければ良いと思っていたのですが…
因縁が極限まで深まった誰かがやろう!と言い出しそうなルールではあります。
また他団体ですが、全日本女子プロレスのブル中野vsアジャコングの金網デスマッチも有名ですね。こちらはラダーマッチに近いですが、金網から外に出れば勝ちと言うルールです。
最後に4mの高さからギロチンドロップをアジャコングに落とした伝説の一戦です。昔のインタビューでは「どうか二人を助けてください」と言う意味で合掌してから飛んだと言っていた気がしますが、最近のインタビューでは「高過ぎて、何かやらないと飛べないから、合掌したこの両手が離れたら飛ぼう」と言うことで飛んだようです。どちらにしても、良い意味でも悪い意味でも昭和プロレスですね。
NoDQマッチ
ジェリコやモクスリーらが得意とするルールで、最近良くやってますね。直近ではアーチャーvsモクスリーでしょうか?ジェリコ戦で竹刀をバット代わりに振り回す内藤も印象的でした。
ランバージャックマッチ
ここからは少し古めですが、このルールは両陣営のセコンドがロープ際に並び、場外にエスケープしようとする選手を無理矢理リングに押し戻すと言うルールです。
Bullet Club創始者であるプリンス・デビットと本隊の棚橋弘至との遺恨が極限まで高まった末に行われたデスマッチです。

始めからセコンドありきなので、介入し放題です(笑)。味方陣営のいる場外に落ちれば問題ありませんが、敵陣営のいる場外に落ちてしまうと、↑のようにあっという間にボコられます。
今なら、Bullet Club vs ロスインゴ、鈴木軍 vs 本隊とかも面白いかもしれません。
ちなみにランバージャックマッチは、調べてみると鈴木みのるのNEVER戦で2回、それと何と!アントニオ猪木 vs ラッシャー木村戦でも行われていました。
チェーンデスマッチ
2007年4月8日中邑 vs 真壁戦、2008年10月13日飯塚 vs 天山戦、2009年4月5日飯塚 vs 永田戦、と何度か繰り返されているデスマッチルール。
ロープブレイク、3カウント・場外カウント無し、チェーンを使っての攻撃ありの過酷なルールで、今までのルールの中では殺し合いに近く、↓の画像のような凄惨な結果になることが多いルールです。


強い遺恨が生じた二人とは言え、今のご時世ではこれが投票で選ばれることはおそらく無いでしょう。
ブルロープデスマッチ
チェーン程凄惨では無いが、お互いの手首をブルロープで繋ぐルールです。NEVERタイトルマッチの鈴木 vs 矢野戦で行われました。

ロープで繋いでいること以外は通常ルールと変わりないので、これなら今でもできそうです。
髪切りマッチ
CMLLで良くある「カベジェラ コントラ カベジェラ」ですね。マスクをかける場合は「マスカラ コントラ マスカラ」です。
最近(?)では、NEVERタイトルマッチで行われた鈴木 vs 後藤戦ですね。

試合そのものは通常ルールと変わらないですが、何らかの誇りをかけた試合と言うことで真剣勝負になることが多いです。
ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ
大仁田ありきのデスマッチ(笑)。
グレートムタや長州力、蝶野正洋が行っています。そう言えばグレートムタ戦は神宮でした。
まさか神宮の4wayマッチでやるのか!?(笑)
アルティメット ロワイヤル
これはプロレスとは呼ばない(笑)
8人の選手がリングに上がり、対戦相手を指名。拒否権ありと言う訳の分からないルールから始まり、

1対1の総合格闘技ルールの選手が2組同時にリングに上がって対戦すると言う…。
当時は永田や中西が総合路線を行ってました。矢野も頑張ってましたね。

まさか、オカダはこのルールの現代版をしようとしているのでは無いよね?(笑)
見ようによっては4wayマッチだし。このルールの提唱者はアントニオ猪木だし。
ちょっと嫌な予感が…
トライアスロンサバイバー
2002年に行われた大会。
ここでも永田が登場。新日本プロレスが迷走している頃でしょうか?
ただ、ルールはそこまで変則ではなく、6人タッグマッチを行い、勝敗に関係した選手が抜け、通常タッグマッチ。また勝敗に関係した選手が抜けて、最後にシングルマッチを行うと言う、変則イリミネーションマッチのようなルール。
誰が抜けるのか?と言う戦略的なプロレス脳と、最後に残る選手は3試合連続で戦い続けられるスタミナが必要。
今だったら、ユニット対決の一環としてやっても面白いかもしれませんね。
巌流島は…もういいよね(笑)。