第三世代の奮闘!

久しぶりにアツい戦いを見せて頂きました!

若手ががむしゃらに成長を追い求め、ベテランがしょげかえること無く、まだまだやれることを示している団体であるからこそ、メインストリームの選手たちが輝く。そんなことを再認識させてくれるベテラン勢の活躍でしたね。

天山が全てを出し切った

3連戦の初戦は、昨年のNew Japan Cupの再戦である天山 vs YOSHI-HASHI戦。マスターワトのセコンド業務ばかりが目立ち「ディーバ」とまで揶揄された天山が、最盛期を彷彿とさせるような果敢な試合を見せてくれました。

Photo by NJPWphile

試合後半は、さすがに息の上がる場面が目立つようになり、厳しい試合展開となってしまいましたが、それでも前座試合と言う気の抜けた感は微塵も無く、最後まで全てを出し尽くしたと思います。

試合後のバックステージコメントも、まだまだ気合い十分で、今日のタイトルマッチに期待が持てます。

小島が一矢報いた

今の第三世代の中では、最も安定した試合運びを見せる小島は後藤とのマッチアップ。

Photo by NJPWphile

どこで剛腕ラリアットを振り抜くのか?に一点集中させる試合運びは、一瞬のうちにして勝負がついてしまう居合いのような勝負。スリリングさが増します。

対する後藤も、盟友天山を長期欠場に追いやった牛殺しで、小島を翻弄。倒れ込む小島にもダメージが蓄積されていく。

最後は少しもたついた感もあったけど、見事に剛腕ラリアット一閃での勝利。本日のタイトルマッチでもこのような場面が見られるのか?それとも後藤の昇天改に沈むのか?

永田が素晴らしかった

石井が全てを引き出しましたね!

Photo by NJPWphile

写真は昨年の通常6人タッグ戦。天山の代わりに本間が入っていましたが、この頃から双方が戦う運命だったのでしょうか。

昨晩の試合では、序盤全てを受け切る永田。鈴木みのるとの勝負は永遠のライバルと言う想いだからなのか、お互いがやり合っていたけど、今回は敢えて石井の攻撃を受け続けることによって、かつての自分を取り戻そうとしているかのよう。

そして満を辞しての反撃は、石井にも大きなダメージ。双方とも明日がタイトルマッチかどうかは関係ないと言った潰し合いでさらにボルテージが増していく。

お互いがベテランで、かつ石井は首や腰に爆弾を抱えているにも関わらず、お互いが雪崩式の大技を見せていく。石井が苦悶の表情を浮かべる時間帯が増えていく。

最後は、伝家の宝刀である垂直落下式ブレンバスターで、石井が薄氷の勝利。スタミナオバケと言われる永田が試合終了後に場外で崩れ落ちる様は久しぶりと言うか、初めて見たのかもしれない。石井も勝ってリング上から永田にアピールをするが、脆くも崩れ落ちる。

石井が新日本プロレスに来た時に壁として立ちはだかったのが永田。今回は石井の恩返し的なところもあったのかもしれない。

NEVER6人タッグタイトルマッチの展望

そしていよいよNEVER6人タイトルマッチが今夜!

現チャンピオンチームの強さの秘密は、以前のブログに書きましたが、今回も同じように勝つことができるでしょうか?

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ただ、今回はこの歯車が崩れてしまうかもしれませんね。

石井が潰すのは相手チームのポイントゲッターであるべきですが、おそらく石井は永田に行くでしょう。しかし第三世代チームのポイントゲッターは、やはり小島。天山が踏ん張って小島がある程度自由に、かつスタミナを温存した形であれば、剛腕ラリアットが炸裂することになるでしょう。

逆に、第三世代側は天山のスタミナが弱点と言えます。天山がYOSHI-HASHI・後藤に狙われると厳しいかもしれません。

そして、気になるのは次の対戦相手。鈴木みのるが名乗りを上げるのか?それとも、またしばらくNEVER6人タッグは放置されてしまうのか?(笑)。注目ですね。

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