東京ドーム大会、そしてNOAHとの対抗戦も終わって一息ついていましたが、いよいよ新年度の幕開けとなる新シリーズ初日ですね!
2.19、20に向けたタイトルマッチへの序章開始
NEVERやIWGPジュニア選手権がその前にありますが、New Japan Cup直前のビックマッチとなる北海きたえーる大会に向けた前哨戦が開始されますね。
東京ドーム大会で発生した遺恨に沿うようにマッチングされたこれらのカード。海外選手が多いエンパイア勢が元気が無いのは寂しいところではありますが、やはりオカダ vs 内藤のIWGP世界ヘビー級選手権が、個人的には楽しみです。
オカダと内藤の戦いの歴史
一昨年、まだコロナ禍に入る前の1.5東京ドームで行われたオカダ vs 内藤の二冠戦。正直、試合終了後のKENTA襲撃の印象が強過ぎて、勝った内藤の相手がオカダだったことを完全に忘れていました…

その前となると、やはり東京ドーム大会。2018年の1.4のダブルメインイベントで、本当のメインとなったIWGPヘビー級タイトルマッチですね。

他の試合も遡れる範囲で確認してみました。(リンクは新日本プロレスワールドの各試合)
試合 | 勝者 |
2012.3.4 旗揚げ記念日 IWGPヘビー級選手権 | オカダ |
2014.1.4 IWGPヘビー級選手権 ダブルメインイベントI | オカダ |
2014.7.28 G1 Climax | 内藤 |
2014.10.13 IWGPヘビー級挑戦権利証争奪戦 | オカダ |
2016.4.10 IWGPヘビー級選手権 SANADA登場! | 内藤 |
2016.6.19 IWGPヘビー級選手権 | オカダ |
2018.1.4 IWGPヘビー級選手権 ダブルメインイベントII | オカダ |
2020.1.5 IWGPヘビー級/IWGPインターコンチ 二冠戦 KENTA乱入! | 内藤 |
2014年までは、まだロスインゴでは無い頃の内藤でした。
フィニッシュホールドはまだディスティーノでは無く、今は封印してしまったスターダストプレス。G1でオカダに勝利した内藤が、G1優勝したオカダの権利証争奪戦を行っていますが、ことの発端はその年の1.4。悪名高いダブルメインイベントを冠したこのカード。IWGPヘビー級選手権であるにも関わらず、ファン投票により棚橋 vs 中邑のインターコンチ戦が実質メインとなったいわく付きの試合から始まっています。
そして2016年のタイトルマッチでは、ロスインゴを結成した内藤をサポートするために、BUSHI・EVILが介入したがこれをオカダが蹴散らす。遂にオカダが勝利するかと思いきや、なんとSANADAが初登場で介入して内藤が勝利。この試合でようやくオカダからIWGPヘビー級のベルトを奪取しました。
星取りだけ見るとオカダの5勝3敗で概ね互角のように見えますが、実質的に内藤がオカダに勝利したのは直近の2020年のダブルメインイベントが初ですね。
つまりシングル戦では、ほぼ一方的にオカダが勝利してきた二人の戦いですが、ようやく内藤が逆転を始めたところとなります。
前回のタイトルマッチに続き、内藤がIWGP世界ヘビーのベルトを初戴冠となるのか?
それとも昨年からのG1の勢いに乗って、50周年のメモリアルイヤーにオカダが引き続き勝利を掴むのか?
どちらが勝ってもおかしくないこのカードは、今日の前哨戦から盛り上がりそうですね!