今年の出場が危うい選手
昨年出場していない選手が3人出場するとなると、当然3人が落選することになります。
高橋裕二郎
コロナ禍の初年度において、従来以上に活躍の場が設けられた高橋裕二郎でしたが、G1の結果も含めて結果には恵まれませんでした。それもヒールとしてのダーティーファイトでは無く、しっかりレスリングをやっての敗退でした。ピーターさんが出られなくなってしまうのは残念ではありますが、今年は厳しいと言わざるを得ません。
ウィル・オスプレイ
2代目IWGP世界ヘビー級チャンピオンであり、昨年はチート的な強さを見せつけたオスプレイは、怪我が無ければ文句なしの出場でしたが、怪我の状況が良く分かりません。電撃復帰もあり得ると思いますが、復帰宣言後からトレーニング等で時間がかかることが通例と考えると、現時点で復帰状況が分からないオスプレイの出場も、やはり厳しいでしょう。
鈴木みのる
昨年の鷹木とのNEVERタイトルマッチ戦やG1への復帰等、まだまだ十分に活躍できるところを見せつけた鈴木みのるも、今年は上村の壁役が主な役回りとなってしまい、自身のIWGP世界ヘビー級への挑戦表明も未だ叶わず。
昨年のG1でも、記憶に残る活躍を見せてはいたものの、戦績は裕二郎、YOSHI-HASHIに続く下位3位。
出場枠に余裕があれば出場する資格は十分にあると考えるが、人数に制限があるとなると現実的には厳しいと言わざると得ない。
YOSHI-HASHI
昨年のG1では2勝止まりで下位2位。NEVER6人タッグでの活躍はあるが、先日のタイトルマッチで痛めていた肩が再度悪化した模様で、長丁場を持ち堪えることができるかは厳しいところ。根強いファンも多いので、会社としたら活躍の場を与えてやりたいと思うでしょうが、怪我を押して参加できる程、G1は甘くは無い。
あれ?4人になっちゃった。
サプライズ出場枠
例年、必ずと言っていいほど、何かのサプライズがあります。昨年はジェイ等の海外選手が出場できたことがサプライズであり、一昨年はモクスリーやKENTAの出場がサプライズでした。
では今年は何がサプライズなのか?
以前はNOAHの丸藤がG1に出場したりしていましたが、まだコロナが落ち着かない状況で他団体の出場は無いでしょう(たぶん…)
サプライズとなり得る選手で他団体ではない選手と言ったら、NJPW STRONG 無差別級初代チャンピオンのトム・ローラーでしょう。(左側の選手)
総合格闘技の経験もあり、プロレスとMMAの二足のワラジを履いているにも関わらず「プロレスこそが最強」と言って憚らない姿勢は飯伏とも共通するものがあり、昨今のマンネリ感のあるG1で新しい旋風を巻き起こしてくれるに違いありません。
8.16での有観客ロサンゼルス大会で、ジュース・ロビンソンとの因縁が勃発し、G1に雪崩れ込んでくると言う流れでしょうか。
そして、つい今しがた(7/9 AM10時)、小島との一戦が7.23に放映されることがツイートされましたね。日本のリングに上がる日も近いのか!?
USヘビーのベルトを掛けてモクスリーと戦うカール・アンダーソンも候補になり得ますが、G1で新日本プロレスに返り咲きと言うよりは、NJPW Strongを経てWTLでの復帰かなぁ、と思っています。
予想の結論
今回出場となる選手と落選となる選手予想をまとめると以下の通りです。
出場となる選手
- デビッド・フィンレー
- グレート-O-カーン
- アーロン・ヘナーレ
- トム・ローラー
落選となる選手
- 高橋裕二郎
- ウィル・オスプレイ
- 鈴木みのる
- YOSHI-HASHI
本戦まではまだ2ヶ月以上あります!それまでの東京ドーム大会などのビックマッチもありますので、どうなるかは分かりません。ますます目が離せませんね!
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