前日のIWGPタッグ選手権の盛り上がりのためか?コロナから復帰した選手たちが増えてきたためか?昨日の後楽園ホールは今までよりもお客さんが多かった気がします。
NEVER6人タッグタイトルマッチでロスインゴ勢が挑戦するとのことで、ロスインゴの格好している人は多かったですが、飯伏と鈴木軍・タイチ推しの人が多かったように思います。
チケットはだいぶ前から購入している人が多いはずなのですが、当日券で来る人も多いのか?それとも基本箱推しで直近の状況で推しを変えてくる人が多いのか?
まぁ、自分は後者なのですが(笑)、コロナ禍でお客さんが減って純粋に新日本プロレス全体を盛り上げようとするファンの方が増えてきたような気がします。
YOHは遂に真剣モードか!?
Roppongi3Kと言うキャラ設定もあったためか、今まではどちらかと言うと陽気でキラキラとした印象でしたが、怪我で長期離脱したあとは黒ベースのコスチュームでシリアスな顔つきが目立つようになりましたね。

YOHのタイトルマッチ前哨戦と言うことで、SHOは完全にバックアップに回っている展開でした。
そして正面から激しく行くだけでなく、こんなエグい攻撃も見せるデスペラード。

序盤はデスペラードのローンバトルが続いたためか、交代後はだいぶバテているようでした。
手の内を見せないデスペラード
タイトルマッチとなると、前哨戦からチェスのように理詰めで戦略を立ててくるように見えるデスペラード。ただこのシリーズはYOHの脚を中心に攻めると言うよりは、一般的な技で試合を組み立てるデスペラード。
今回の試合はそうした戦略性よりもYOHの本気を引き出したい、と言うことのようにも見えました。

そして、最後はYOHの新技、Out Of Printでギブアップを取りました。「お前に足技でタップを取れるのか?」と言ったデスペラードに見せつけるかのような足への関節技で、YOHは戦略的にも幅ができ、かつ多彩な攻めができることをアピールする結果となりました。

デスペラードがバックステージで「楽しみだぜ!」とコメントしたのは、こう言うYOHの真剣な眼差しを引き出したことと、そして試合運びが予想しにくくなったことで、ようやく面白くなってきた、と言うことなのでしょう。
今日の自身の日記でもYOHは足に不安を抱えている様子。ヌメロ・ドスでトドメを刺しに来るのが定石と思われるが、どのような展開をデスペラードが見せてくるのか?
YOHは、ダイレクト・ドライブで行くのか?丸め込み系のファイブスタークラッチでくるのか?はたまた関節技で行くのか?
狙いを絞らせない、と言うのは逆に言えば一点集中でないためダメージが分散されてしまう。そこをどうやって行くのか?
今度のジュニアベルトは、またまた面白くなりそうです!