RESURGENCE大会が予想以上に凄かった!

正直言うと、そんなに期待していなかったアメリカ大会。蓋を開けてみたら、有観客での盛り上がりも相まって、新しい新日本プロレスのあり方を予感させる大興奮の大会でした。

火をつけた第1試合

LA道場一期生の同期対決。同期であるにも関わらずカール・フレドリックスは既にヤングライオンを卒業し、一方でまだヤングライオンを卒業できないアレックス・コグリン。

アメリカナイズドされていない、新日本らしいプロレスを展開。お互いが切磋琢磨している風景が見えるような清々しい一戦でした。アレックス・コグリンがどこまでついていけるか?と言うのは現実問題としてはあるのかもしれませんが、遅咲きの選手と言うのはどの世界でも必ずいるものなので、ぜひ頑張ってもらいたいです。お互いのバックステージコメントも若武者らしく颯爽としていましたね。

成田とロッサーの激突が見もの

ロッサーと言う選手、恥ずかしながらあまり注目していませんでした。元WWEと言う肩書きは伊達では無かったですね。ベテランらしい落ち着きとベテランらしくない剥き出しの感情、スピード感が試合に重みを与えていました。

新日本プロレスでどこまで活躍出来るかは未知数ですが、成田の壁としてはうってつけのように思います。お互いが上手く噛み合ってシングルで激闘を見せてくれることでしょう。楽しみな一戦が増えました。

上村が上村らしく頑張った!

日本にいる時は良い意味での傍若無人ぶりを見せていた上村も海外での初戦は緊張していたようですね。入場の顔が完全に真顔!(笑)

そして、個性溢れる10人タッグに押し込まれる上村。初めこそJRクレイトスと対峙する姿勢を見せて「おっ!」と思わせましたが、味方に押しのけられてそのまま後ろに…

この写真のようなハツラツファイトが見られたのは終盤になってからですね。ゲスト解説のヒロムが「終わっちゃうぞ!終わっちゃうぞ!」と焦る気持ちは十二分に伝わってきます。試合展開よりもそちらの方が気になってしょうがなかったですね(笑)。

初タッチも「よし!待ってました!」と言うものではなくて、なんとなく「なよって」感じ。子どものお遊戯会とか何かの試合を初めて見る親の気持ちで心配でドキドキしてしまいました。

とは言え、試合に出てからは徐々に吹っ切れたのか、いつも通りの動きを見せてくれました。いや、やっぱり緊張していたのかなぁ…。トップロープに登るクレイトス捕獲してパワーボムに切ってとった時は、「よし!さすが上村!」と言う感じよりは「なんとか頑張ったねぇ」と心配な気持ち半分と微笑ましい気持ち半分。

最後のマイクを取った時、本人はかなり緊張したと思いますが、見てる方まで緊張してしまいました(笑)。日本人が英語苦手ってことは全世界の人が知っているから、上手く喋ろうなんて思わずにいつもの勢いで話せば良かったのに。ただ、このたどたどしい感じから成長していくのが上村なのでしょう。色んな意味で楽しみな一戦でした。

長くなってきたので、次ページに続きます。

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