まずは無事に終わって良かったです。現地に行かれた方々も堪能されたものと思います。むしろ羨ましい…笑
KIZUNA ROADの総括となりつつ、次のシリーズであるSummer Struggleの始まりとなるこの大会にふさわしく、新たな戦いも始まりましたね。
SHOはもっと行って欲しい
オープニングマッチは、ヤングライオン主体であることが通例ではあるものの、このカードは仕組まれた雰囲気が満載でした。
SHOは、バックステージではそこそこ威勢は良かったものの、上村のことを気にしている場合では無かったのでは?もっと自分が二人を相手にするくらいの勢いで向かっていかないとチャンピオンは振り向いてくれない。
行儀良く、収まり良く、ちんまりとオープニングマッチを無難にこなすのでは無く、20分引き分けとなるくらいの、「この試合、タイトルマッチだったっけ?」くらいの気迫が欲しかったです。
鷹木への挑戦の時もそうだったけど、周りがお膳立てしないとできないのでは無く、自ら奪い取るくらいの勢いが無いと、今のデスペラードを振り向かせることはできない。
メガコーチズ始動
こちらは分かりやすく仕組まれていましたが(笑)、いよいよ始動ですね。
最近、田口も元気が無かったので、この辺でまた「オジサンパワー」を見せて欲しいです(笑)。矢野もそうですが、そろそろマジモードの田口も復活して欲しいですね。
そして、石井とEVILは…バックステージコメントが毎回同じやり取りにならないことを祈ります。「サシが!」「サシが!」って、いつの間にか肉の話みたいにならないように…(笑)
棚橋とKENTAも待ったなし!
IWGP USヘビータイトル権利証争奪戦以来の再びの対戦。ベテラン同士の戦いで足を攻める技をあまり持っていないKENTAとの相性は棚橋は良いでしょう。アツい戦いが見られそうです。
そして少し気になる、と言うか非常に気になる(笑)のは、この試合の介添人を柴田がやると言う実況のコメント。柴田の有料ブログに日本に来ていると言う話もあり、「なんのための来日?」と思っていましたが、もしかしたら柴田の復活劇が東京ドームで見られてしまうのか!?そしてどちらの陣営につくことになるのか?プロレス的な妄想が膨らむ緊急事態となりそうです!
まぁ、ただ単に東京オリンピック観たいだけの来日かもしれませんが…(笑)
オカダを捕獲する怪物
いかにも東京ドーム映えのするこの二人。ジェフ・コブももう40歳に手が届く年齢とはとても思えない怪物ぶりですね。
まさか、ドロップキックに行ったオカダを捕まえてからのアスレチックプレックスなんて離れ業があるとは思いませんでした。
無論、これはタッグだからできる芸当ではありますが、ここまで投げのレパートリーが増えていくと、対戦相手も迂闊に飛ぶことができなくなります。飛んだら捕獲されるザックと同じレベルの脅威となるでしょう。
ジェフ・コブの進化が止まらなくなりそうです。
ワトも、もっと行って欲しかった
飯伏の体調不良で急遽組まれたこのカード。ワト vs BUSHIにしてオープニングマッチにしても良かったようにも思うけど、現チャンピオンの鷹木を出さない訳にはいかなかったのでしょう。
それにしても、現チャンピオンとセミファイナルでシングルマッチが行えるなんて言う幸運を、ワトは十分に活用できたのか?やれることはやったと言うところでしょうが、もっと行って欲しかったですね。
コスチュームを着たまま待っているのでは無く、コスチューム脱いで臨戦態勢でゴング前から仕掛けるとか。気合入り過ぎて、唇噛み締め過ぎて既に口から血が流れ出てるとか(笑)。
ワトにとってはチャンスであっても、鷹木にとっては「仮想飯伏」でもあるので、もっとガンガンに蹴って欲しかったですね。
MVPはSANADA
どちらが勝ってもおかしくないこの一戦。最後は内藤がきっちり締めましたね。介入など無いバチバチの名勝負でした。
タイチ・ザック組は、二人の連携もさることながら、むしろタイチの異常なまでの粘りと中盤のザックの活躍が、良くも悪くもパターンではあったように思うが、今回はザックが標的にされたのだと思う。相変わらずドラゴンスクリューの受け身が下手過ぎて見てて怖いザックが、SANADAの攻撃によって足を痛めて機動力と踏ん張りを奪われていく。
最後は内藤がザックにトドメのディスティーノとなったが、これはSANADAがタイチとザックの両者を抑えて潰れ役となり、内藤が浮いていたことで体力が温存でき、最後の爆発に繋がったのでしょう。
そして分かりやすいリマッチの要求(笑)。
これが通るかどうかは会社次第ではあるものの、SANADAがOKしたので通るのでしょう。
内藤 & SANADA組の強さの秘密は?
EVILとSANADAのタッグの時は、EVILが司令塔となってSANADAがサポートと言う感じに見えましたが、内藤とのタッグの場合は、内藤が自由にやってSANADAが上手く試合を組み立てて行く感じに見えます。
内藤としてはやりやすく、SANADAとしては胃が痛い試合となるのでしょうか(笑)。
内藤の終盤の爆発力が思う存分活かせる組み合わせであると同時に、タッグとなるとSANADAのフィニッシャーであるスカルエンドや技発動に時間がかかるラウンディングボディプレスは使いにくい。
次に対戦する相手は、内藤を自由にさせず、むしろ内藤を潰していくことで相手の決定力を奪っていくことになりそうです。タイチが「SANAやん、SANAやん」と行かず(笑)、前哨戦から内藤をマークしていけば面白い試合になりそうですね。
東京ドームまで2週間ちょっとしか無いのに、大阪大会・名古屋大会、そしてその前の前哨戦と、結構パンパンのスケジュールですね。今週末の後楽園ホール大会で全貌が明らかになっていくことでしょう(カード発表は今日?)。
ますます目が離せないですね!