昨日の「THE NEW BEGINNING in NAGOYA」は感動の試合が目白押しでしたね!
第1、第2試合の20分1本はキツい
大盛り上がりの名古屋ビックマッチだったとは言え、コロナ時短の影響もあってか、さすがに20分1本だと何の見せ場も作れませんね。
仕方が無いことでしょうけど、選手たちも少しでも爪痕を残せる場面を見せてほしかったですね。
バックステージでの飯伏のKYっぷりにはウケましたが(笑)。
SNSでは他団体選手に絡んでみたり、新日本では他の対戦選手に絡んでみたり、四方八方に手を広げている飯伏。SANADAでは盛り上がらないと思ったのでしょうか。
確かに、二人の試合そのものは絶対面白いと思いますが、SANADAが初戴冠となった時に、果たして飯伏よりも面白そうな世界観が描けるか?と言ったら、厳しそうです。そこも含めてのIWGP戦だとすると、次の対戦相手を物色している最中と言うところでしょうか。SANADAの頑張りと飯伏らしい大きな絵を描くこと、両方に期待ですね!
モンゴリアンチョップ封印!
遂にこの日が来てしまいましたか。
最近の天山としては生き生きとした試合でした。オーカーンが前半戦受けに回っていたこともあるでしょう。モンゴリアンチョップ合戦は見応えがありました。
欲を言えば、天山プレスは決まって欲しかった…。
そして、オーカーンのTTDは前回同様、ふんわりとした落とし方。お互いお疲れ様でした、と言うところでしょうか。
次節は月曜日からの三連戦を含む後楽園ホール四戦。何らかの発表が天山の方からあるのか?気になるところです。
ノーDQマッチをやり切った
出だしから凶器持ち込みでやる気満々のオスプレイ。それを凌ぐ勢いの怒りと気迫に満ち溢れた小島。長机に投げつけられて万事休すとなってしまったが、この勢いのあるオスプレイと互角の気迫を見せた小島が素晴らしかった。
ただ、本隊の人間がノーDQをやるのはなかなか厳しそうだ。棚橋がやって盛り上がるか?と言ったら期待はできないでしょう。凶器を使う緊張感がお互いの気迫を高める効果はあるかもしれないが、小島には、やはり一番の凶器であるラリアットを炸裂させて欲しかった。
バックステージコメントでは、試合終わりでホッとしたためか、いつもの小島らしい謙虚なコメントになっていたが、ここが集大成とならず、またNew Japan Cupでも活躍を見せて欲しい。
棚橋がスゴいのか?鷹木がスゴいのか?
昨年夏から棚橋の調子は悪く、飯伏に怒られたりWorld Tag Leagueでは不甲斐ない戦績だったりしていたとは思えない、全盛期を彷彿とさせるような場外へのハイフライ・アタックやハイフライフローの連打。
王者としてのIWGPの戦い方では無い、まるで対柴田戦を彷彿とさせるようなガムシャラかつ諦めないNEVERの戦いを見せる棚橋。
昨年ほぼ1年間ポンコツだった棚橋の戦い方が急に変わる訳は無い。もちろんベースとなる部分はあるけど、やはり鷹木の引き出し方がスゴいのでしょう。石井やケニーに勝るとも劣らない、むしろその存在を超えた名勝負製造機としての面目躍如でしたね!
とは言え、二人で作った作品とも言えるこの試合は、まだ1月だと言うのに今年のベストバウトになる可能性は高いと思っています。少なくともNJPWphileにとっては5本指に入ること間違えなし!
そして、最後はオーカーンの襲撃。
オーカーンの試合運びや技のキレから見ると、ベテランと戦うよりも、内藤や飯伏などの脂の乗った選手との対戦の方が輝くと思うのですが、どうしても本隊ベテランが好きなようですね(笑)。
天山をふんわりと落とし、エアギターはちゃんとやらせるオーカーンには、その辺りの愛情が見え隠れします。
でも、「後ろから襲撃したら対戦OK!」となるシステムはもう飽きました。
このコロナの厳しい状況にも関わらず会場に足を運ぶお客さんは、ある意味決死の覚悟で来ているのであって、対戦相手の選手だけで無く、その方たちと対戦していると言う気持ちがあったら、そう言う二番煎じ三番煎じのやり方ではダメだ!と気づくでしょう。
そんなやり方ではファンは納得しない、と言うことにそろそろ気づいて欲しいです。センセーショナルだったのはKENTAの時だけで、その後に劣化版コピーをやられてもガックリするだけですね。
次の戦いは!
棚橋が「本隊連合が良いスタートを切れるように、NEVERを必ず獲る!」と奮起した一戦。まさにその通りとなりました。
それを受けてのSHOや飯伏のバックステージコメントだったのかもしれません。ある意味気迫がこもってましたし、とにかく何かやろう!と言う気持ちが出ていました。
これで勢いの乗った二人が、さらに激アツの試合を見せてくれるでしょう。
前回のモクスリーの動きもありますが、本当に目が離せない1週間となりそうですね!