タイガーマスクが戴冠したが…

アツかったG1も終わり、すっかり次のシリーズに入っています。大阪ビッグマッチの前段階としてのタイトルマッチはロビー・タイガー組が制していますね。

約10年振りの戴冠!

前回、ライガーと一緒に取ったのを最後に久しくベルトに絡むことも少なかったタイガーマスク。自身の大病もあり、盟友であったライガーも既に引退した中では、中々陽の目をみることがありませんでしたが、こうしてベテラン選手が再びベルトを取れたのは素直に素晴らしいと思います。

金丸・デスペラード組はタイガーマスクへの膝攻めからギブアップを取るゲームプランだったのでしょうが、タイガーマスクが良く耐えたと思います。

ラストのトペスイシーダでデスペラードを分断し、ロビーの畳み掛けで逆にあっという間のロンミラースペシャルでの勝利は見事としか言えないです。

そして、「まだまだあきらめない!」と高らかにマイクアピールする姿も見事で胸がアツくなりました。

BOSJではどうか?

ただ、シングルになった場合はどうなのか?と言うと疑問ではあります。今の攻撃力でピンフォールやギブアップを奪うことは難しいでしょう。短期政権で終わってしまうように思います。

個人的にはベテラン選手には頑張ってほしいですが…

選手の海外偏重で国内がいびつに

そもそも、最近の新日本プロレスは海外マットの偏重振りが目につきます。今までの半分しか入らず、会場使用料や運営コストが変わらないのであれば、経営的に厳しい状況なのかもしれません。

それが故に、ジェイ・ホワイト、オスプレイと言った主力選手が日本のリングに上がらず、むしろ石井やオカダ、ジェフ・コブらもワールドタッグリーグには参戦しないであろう状況…。

国内は既に飽和状態でしょうから、海外のワールド会員を増やすことが利益を上げる近道だと言うことは理解しますし、その利益があるからこそ新日本プロレスの興行そのものが成り立っているのですが、その代償として国内組の無理な底上げ、同じようなメンバーで続く戦いは、ちょっと勘弁してほしいです。

大阪で下克上がある気がしない

G1で勝った選手がベルトなり権利証に挑戦するのは良いのですが、挑戦者が勝てる気がしないし、勝っても面白い気がしない。こんなところにも同じようなメンバーで回していくことの影響が出ていると思います。

これに拍車をかけるような国内主力選手の海外リング出場。年内最後の大一番であるBOSJやワールドタッグリーグが面白くなりそうな感じがしないのが寂しいですね。

怪我人も多い

同じメンバーで回していくことで、国内主力組の怪我が多くなっています。内藤、飯伏、タイチ…今後も増えていくことが容易に想像できます。今までなら、ビックシリーズの合間に休みが取れていたのが休めていない。

海外組の復帰とYOHの変身がカギとなるか?

オスプレイの偽ベルト問題やNJPWstrpngの無差別級ベルトなどもあり、海外でのシナリオが上手く国内にも絡んでくると面白くなりそうです。

そして沈黙を保っているYOHがマスクマンとして復活するのか?

色々と面白くなる要素は十分にあるので、大阪大会以降がどうなるのか!?に注目ですね。

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