初代タイガーマスクをリアルタイムで見た人は、おそらくアラフィフ以上の人だと思います。このエントリーを書こうと思ったのは、大変残念なニュースが入ってきたので。
当時はまだ小学生でしたが、テレビに食い入るように見ていました。アニメの主人公であるタイガーマスクが現実に出てきた、と言うだけでなく従来のプロレスの動きとはかけ離れた素早い四次元殺法に夢中になっていました。
華麗なる技の数々
従来のプロレスラーの動きとはかけ離れた俊敏なステップ、一つ一つの技の切れ味とスピードを取っただけでも十分に楽しめましたが、今まで見たことの無い華麗な技に魅了されていました。
ローリングソバット

初めて見た時は「何だ!?」と思いました。まあ、他の技も全部そうでしたが(笑)回転のスピードとキレがとにかくスゴイ!最近ではスーパーキックとか蹴りも色々とバリエーションがありますが、当時は蹴りと言えば延髄蹴りかストンピングくらいだったので驚きました。
ラウンディングボディープレス

SANADAのそれとは違いますが、猫系のジャンプを彷彿させる技でした写真もそうですよね。この技に関しては、その後の武藤のムーンサルトの方が度肝を抜かれたかな。それでもフィニッシャーとしては迫力十分でした。
スペースフライングタイガードロップ

“原爆固め”とか、当時技名を日本語で言うのが流行っていた(?)のですが、この技の和名は当時聞き取れなかったです(笑)。その名も「宇宙飛行虎爆弾」!古舘さんが何言ってるか分かりませんでした。サスケスペシャルの横回転ですね。
フェイント

技では無いですが(笑)、飛ぶぞ飛ぶぞ、と見せかけてここから横方向に1回転してリングに戻ると言う。オスプレイや内藤がやるムーブと同じ効果ですが、こちらの方がスピードとキレがスゴイ!
他にもサマーソルトキックやケブラドーラ・コンヒーロなどがありますが、これはジュニア選手を中心に今でも良く使われていますね。
生涯1敗だけ
記憶が確かなら、新日本プロレスで負けたのはダイナマイトキット戦、1回だけのはず。それも今ではルールとして無いフェンスアウト負けと言う珍しい結末でした。

突進してきたダイナマイトキットをショルダースルーで投げ飛ばしてしまって故意にフェンスアウトさせたと言うことで負け。お客さんの安全のためのルールだと思いますが、今はフェンス外に向かってダイブしたりトペコンヒーロしたりしますから、時代も変わりました。
そして人気絶頂の時に突然の引退。寂しかったけど、この理不尽さがプロレスと諦めてはいました。
ただ、今回は諦めずにタイガー復活を待ちたいと思います!頑張ってほしいです!