第4試合 棚橋の復活!?
「膝の調子が心配」が完全な枕詞になっている棚橋。この試合がオーカーンの踏み台になってしまうのかと思いましたが、結局はオーカーンの恩返しのように見えました。膝の調子も問題なさそうな棚橋。
そして、もたつかず、完璧なタイミングでのハイフライフロー2連発!
やはりこの時代の東京ドームはスカッと爽やかに勝つ試合がふさわしい。
ただ、完全復活とはいかないのがこの棚橋のバックステージコメントの通り。
1月末の契約更改時は、第三世代はどうなるのか?そして棚橋は?どこまで巻き返しを見せるのか?に注目ですね。
第5試合 レインメーカー解禁!
昨年はIWGPへの挑戦が一度も無かったと言うオカダ。2020年はオカダにとっては雌伏の時だったのでしょう。バラエティ等への出演は多かったですが、やはりこの人が活躍していないと寂しい。
オスプレイの、この↑レインメーカーがきっかけになったと、自身のバックステージコメントで語っていたオカダでしたが、やはりマネークリップよりも豪快なレインメーカー炸裂!の方がオカダらしい。
そして、オカダの壁は分厚く、高かった!
「棚橋さんを超えるのに何年もかかった」とバックステージコメントで言っていたオカダでしたが、年齢的にもコンデション的にもまだまだ壁役をするには早過ぎる。
今年はプロレスを広める活動も、そしてプロレスそのものも爆発させる年になって欲しいですね!
Empireの次の一手は?
ただ、気になるのはスペシャルシングルマッチでのEmpire勢の2連敗。このままでは「なんでユニット結成したの?」となりかねない。
1.5ではIWGPジュニアタッグマッチが行われますが、もしかしたらそこで波乱が起きるのか?
1.4は極上のストロングスタイルの戦いが繰り広げられていた一方で、大きな波乱は無し。昨年の1.5は大波乱が待っていましたが、今年はどうなるのか?ここでEmpireは何かを起こせるのか!?に注目です。
第6試合 ギリギリの攻防戦、そして祝初戴冠!
前回ブログでもおさらいをしましたが、常にギリギリの攻防を見せてきた内藤と飯伏。今回ももちろん白熱の戦いを見せてくれました!
危険な技だけがプロレスではありませんが、この二人の場合に限って言えばどんな技を繰り出すのかがハラハラドキドキでした。
ただ、今回は新しく解禁されたような技は無く、「おおっー!」と思ったのは↑のフランケンシュタイナーでしたでしょうか。
飯伏自身もあの高さからジャンプして膝から落ちていますし、地味にダメージは大きかったものと。
カミゴェの3連発を出させたのは内藤の意地だったのでしょうか。今回は綺麗に返すと言うよりは、受けてそれを上回ろうとしているように感じました。
3回目、フィニッシュとなったカミゴェでも、内藤はグロッキー状態で朦朧としているのでは無く、相手の膝を見ながら何かを仕掛けているようでした。
しかし、ここで内藤は力尽きてしまったのでしょう。全てを出し切った名勝負でした。
この後、飯伏は自分が勝ったことに気づかず、再度フォール。自分が勝ったことを認識した時の泣くとも感動でも無い、全ての喜びの感情が入り混じった表情を一瞬浮かべたことが印象的でした。
そしてこのシーン。
飯伏の初戴冠の相手が内藤で良かったと思わせる瞬間でした。こちらも涙腺決壊…。
ただ、内藤は最後、飯伏の手を高く掲げた後で、無造作に振り解くと言う天邪鬼ぶりを見せてましたね(笑)。祝福と同時に妬み感情も入り混じっているのが内藤らしい。
名勝負とは?
今まで見てきた中でも、名勝負とは「どちらが勝つか分からないギリギリの攻防」そして「勝っただの負けただのちっさいことは関係ない、両者を讃えたい試合」であるとNJPWphileは思います。
今回の内藤vs飯伏戦も、まさしくそうでした。
何かが起こりそうな1.5。
そしてメインのジェイvs飯伏戦。
同じような感動の試合が行われることを期待しています!
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