それでも辻、がんばれ!

なぜ半分なの?

ここまで緻密に調べ上げて「半分」と言ったのか。

それとも「全員は無理だし、3分の1とか言ったら、納得してもらえなさそうだし、間をとって半分にしとくか。」くらいな感覚で「半分」と言ったのか。

どちらでも構わないのですが、冒頭にも書いた「なぜ半分なの?」の答えが、「自分の利益」しか考えていない。それが透けて見えてしまうことが問題です。

自分だけの利益を主張し過ぎてない?

会社は利益を上げることが当たり前なのですから、「お客様の支持があったのだから」と言う辻の主張は正しいのですが、結果は辻だけが得をすると言うことに他なりません。

お客さんの支持を得て、内藤と試合。その結果、もし不甲斐ない試合をしたとしたらどうなるでしょう。

その時、辻への支持は、そのまま辻への反感や諦め、苛立ちに繋がってしまうかもしれません。確かにワールド会員数で言えば半分ですが、Twitterフォロワー数で言えば10分の1でしかないのですから…。

そして、会社の意向に反して自分だけの土俵へ

行動のスピードは素晴らしいのですが、これはあまり良くないかと。

「それほど影響力が無い」

「新人の勇み足も仕方ない」

「実際、どれくらいの支持を得るのか試してみようか」

などの理由で大目に見られると思いますが、自分で暴走するのは良く無いですね。

会社に盾突くのではなく、会社を動かす

こういうことがあると「会社の奴隷になるな!」という扇動的な言葉で煽る人が出てきます。

そして若い時は「なぜ会社は、こんなに良い提案を受け入れてくれないんだ!」と無力感を感じ、やがて憤りに変わってくることもあるでしょう。優秀な人ほどそうです。その怒りをバネにして、会社を飛び出し成功した人もいらっしゃるでしょう。

でも会社ですら動かすことができない人が、独立して成功できるでしょうか?

特にプロレスのような興行団体の場合、自ら旗揚げして成功するのはかなり厳しいでしょう。

上の2点が引っかかるのだとしたら、それを変えた再提案をすれば良いと思います。自分だったらこんな感じでしょうか?

「半分」とは言っても、自分にとってはもの凄く大きな数字で、挑戦する価値があると思った。でもそれはあくまで「自分にとって」と言うことだけで、特に根拠も無い。

でも内藤さんとはシングル対戦をぜひやりたいし、このコロナで厳しい時代に少しでも皆さんの力になれればと、本気で思っている。

今、日本ではコロナにかかった方が約40万人、無事に回復された方が33万人いらっしゃる。逆に言えば7万人の方が、まだ苦しんでいる。

その7万人の方々にエールを送りたい!

今回7万人の方から”いいね”をもらえたら、その方たちに向けて精一杯の戦いを見せたい。そう思ってる。

新日本プロレス、もう一度チャンスをもらえないだろうか?

先ほど分析した通り、7万人は現実にはかなり厳しい数字です。ファンの心を動かしたとしても7万人に到達する可能性はかなり低いでしょう。

でも辻と内藤のシングルは「まだ時期尚早」と会社が考えていたとしたら、辻が個人で動こうが黙殺されるだけ。開催されることはおそらく無い。

今の辻にとっては、ファンの心を動かして、投票を実現させることが一番重要なことだと思います。

それでダメだったとしても、会社を動かし、ファンの心を掴んだ実績は残せます。

それが次の布石に繋がるはずです。

それでも辻、がんばれ!

なんだかんだ書いてきましたが、先ほどの辻のツイート、もちろん”いいね”を押させて頂きました(笑)。

どれくらい”いいね”が伸びるかも期待しています!

そして、何より試合ですね。2.10の第一試合、鈴木軍との対決。デスペラードに一泡吹かせる戦いを期待しています!

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