WTL フィンジュース優勝か?

昨日のWorld Tag Leagueは混戦にさらに混戦を深めるような結果となりました。星取りで先行していた鷹木・SANADA組とタイチ・ザック組が敗れて勝ち点8のチームが何と6チーム!公式戦残り2試合で本当に決着が付くのか?が逆に心配になります(笑)。

しかし、メインの攻防は凄かったですね!

どちらが勝ってもおかしくない激しい技の応酬の中で、最後はフィンジュースの畳み掛けで勝利。フィンレーの左腕は心配ではあるものの、あそこまで攻めているのであれば、最後はザックの関節技でフィンレーの左腕を攻めれば勝てたような気がしますが、ザック・メフィストでのトドメにこだわり過ぎたのでしょうか。司令塔のタイチが上手く機能していなかったように見えました。

Photo by NJPWphile

今後の展望

もはや、もう想像したくない位の大混戦ですが(笑)、整理したいと思います。勝ち点8以上のチームは以下の通りです。

  • 石井・矢野組
  • フィンジュース
  • 後藤・YOSHI-HASHI組
  • 鷹木・SANADA組
  • タイチ・ザック組
  • GoD
  • オーカーン・コブ組

前回まとめから脱落したのはEVIL・裕二郎組だけでした。

全勝可能なチームは?

残り2試合を全勝することが、おそらく優勝決定戦進出の必須条件となるでしょう。対戦カードから確認しようと思います。

  • 石井組 →フィンジュース、タイチ組
  • フィンジュース →石井組、後藤組
  • 後藤組 →EVIL組、フィンジュース
  • 鷹木組 →棚橋組、オーカーン組
  • タイチ組 →ファレ組、石井組
  • GoD →オーカーン組、棚橋組
  • オーカーン組 →GoD、鷹木組

ほぼ全チーム入り乱れての対戦ですね(笑)。つまり、リーグ戦とは言え残り2試合に関して言えばトーナメント戦の様相を呈しています。次節勝ったチームが3〜4チーム残り、最終戦に勝った2チームが優勝決定戦進出、と言うところでしょうか。

各チーム勝敗表

同じ勝ち点で3チーム程度残ることを想定すると、直接対決でどこが勝っているかが重要になります。全チーム分を覚えていることは難しいので(笑)、ここで整理します。

石井フィン後藤鷹木タイチGoDオーカーン
石井×
フィン×
後藤×××
鷹木××
タイチ×××
GoD×××
オーカーン×××

直接対決で負けの数が少ない方が最終戦では有利です。負けの数で比較してみます。

  • 石井組 1敗
  • フィンジュース 1敗
  • 鷹木組 2敗
  • 後藤組、タイチ組、GoD、オーカーン組 3敗

石井組はもちろんですが、フィンジュースも全勝し、かつ唯一負けているオーカーン組が負ければ優勝決定戦進出の可能性が高いでしょう。

とは言え、石井組とフィンジュースは直接対決が残っていますので、どちらかが負けることになります。となると、まだ下位のチームにもチャンスがあります。

石井・矢野組全勝のケースはどうか?

石井組は優勝決定戦に進出となり、自動的に、フィンジュースとタイチ組が脱落。

残り1チームは後藤組、鷹木組・GoD・オーカーンのいずれかの勝者で2位通過を争います。

後藤組は、鷹木組に負けているので、オーカーン組が2連勝しないと優勝決定戦に進出できません。

またGoDは鷹木組に勝っているので、後藤組が負ければ優勝決定戦に進出です。

石井・矢野組が1勝1敗のケースはどうか?

フィンジュースに敗れた場合

タイチは自動的に脱落。

後藤組とフィンジュースの勝者、石井組、鷹木・オーカーン組の勝者、GoDのいずれか2チームが優勝決定戦進出となりますが、考えたくない位複雑です(笑)。

フィンジュース・石井・鷹木・GoDが勝ち点10で並んだ場合

フィンジュースが1位通過、石井組と鷹木組とGoDが三つ巴となるので、このシナリオは無いです。

フィンジュース・石井・鷹木が勝ち点10で並んだ場合

鷹木組が石井組に勝利しているので、フィンジュース・鷹木組が優勝決定戦に進出です。

フィンジュース・石井・GoDが勝ち点10で並んだ場合

石井組がGoDに勝利しているので、フィンジュース・石井組が進出です。

フィンジュース・石井・オーカーンが勝ち点10で並んだ場合

石井組がオーカーンに勝利しているので、フィンジュース・石井組が進出です。

後藤・石井・鷹木が勝ち点10で並んだ場合

後藤組は石井組・鷹木組に敗れているので、石井組・鷹木組が優勝決定戦に進出です。

鷹木以外にGoD、オーカーンが勝利しても、上と同じで、後藤はGoD、オーカーンに勝利しているので、後藤組・石井組が進出です。

タイチ組に敗れた場合

もはや考えたく無いので(笑)、次回に持ち越します。

石井・矢野組の全敗のケースは?

強豪チームとの連戦を残している石井・矢野組は、残り2連敗する可能性はあり得ます。もし、フィンジュースと鷹木組が2連勝すると他のチームの可能性は無いのでしょうか?

タイチ・ザック組は?

石井組との直接対決の前はファレ組です。勝つ可能性は高いと思われますが、予断は許さないですね。

まず、フィンジュースが全勝しているとすれば、後藤組が脱落。

GoDとオーカーン組は直接対決があるので、どちらかが脱落。

鷹木組が全勝とすると、オーカーン組が脱落。

この場合、残りはフィンジュース・鷹木組・タイチ組となりますが、鷹木組とタイチ組に勝っているフィンジュースは1位通過、タイチ組に勝っている鷹木組が2位通過となるので、このシナリオではタイチ組は全勝しても優勝決定戦進出できません。

タイチ組が優勝決定戦に進出するには、オーカーン組がGoD、鷹木組の両方に勝利する必要があります。(オーカーン組はタイチ組に負けている)

後藤・YOSHI-HASHI組は?

上位直接対決はあまり無かったものの、上位チームが勝手に負けてくれたおかげでチャンスが広がってきました。

石井組が全敗し、直接対決でフィンジュースを制すれば、ライバルはタイチ組と鷹木組ですが、タイチ組は石井組が全敗するシナリオであれば、おそらく全勝となるので、鷹木組がどこかで負ける必要があります。となるとオーカーン組が鷹木組に勝利することが必要となります。

となると、全勝組は、タイチ組・オーカーン組・後藤組となりますが、タイチ組は残り2チームに勝利しているので1位通過、後藤組はオーカーン組に勝利しているので2位通過となります。

GoDは?

星取り時には最も有利なGoDですが、プロレス的には最も不利と言えるでしょう。最終日が棚橋・ヘナーレ組なので、これに勝って優勝決定戦進出はあまり盛り上がらないと思われるからです。

GoDがオーカーン組に勝った場合、GoDは鷹木組・タイチ組に勝っているので、石井組、フィンジュース(あるいは後藤組)が優勝決定戦に進出するシナリオが作動することになるでしょう。

もし、鷹木組・タイチ組が2連勝するようであれば、GoDが1位通過となるでしょう。

オーカーン組は?

石井組が負けるとなると、まだまだ分からないのがオーカーン組。石井組が全敗ならタイチ組が1位通過となっている可能性は高く、となると後藤組が2連勝していなければ、オーカーン組が優勝決定戦進出となります。

次節の対戦カードは?

第2試合はタイチ組 vs ファレ組はタイチ組が勝利、後藤組 vs EVIL組は後藤組が勝利したと仮定すると、その後のカードは以下の通りです。

石井組はフィンジュースに負けても優勝決定戦進出の可能性はあるので、分岐点となるのはセミのオーカーン組とGoDでしょう。大会を盛り上げるならオーカーン組が勝利、大会の行方をシンプルにするなら(笑)GoDの勝利と言うところでしょうか。

出典:新日本プロレス公式サイト

今回の記事はだいぶ疲れましたが(笑)、いよいよ終盤戦!まだまだ目が離せませんね。

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