月曜から再開となりましたね。新日本プロレスワールドでの配信は無いものの、週末のビッグマッチに向けてアツい前哨戦が繰り広げられていますが、その一方で別れの時もありましたね。
尾崎リングアナが新たな旅立ち
阿部リングアナの澄んで良く通る声も好きですが、力強い尾崎リングアナの声も好きでした。
最後は田口がグダグダな仕切りを展開してましたが、それも本隊らしいかと(笑)。そしてラストに名残惜しそうに出てくるタイチが、またタイチらしい。
次はどんなチャレンジをされるのか分かりませんが、頑張って頂きたいと思います。
内藤の厳しい足攻めが始まった
ジェフ・コブ戦同様に足一点集中攻撃が前哨戦から始まりましたね。
まだまだ若いとは言ってもオカダも30代。40代でもバリバリにやっている選手が多い中ではコンディションを保っている方だとは思いますが、膝へのダメージは蓄積されていることでしょう。
V12の連勝街道爆進中の時は、その気配をあまり見せないようにしていたと思いましたが、かなり膝が痛そうなのは隠し切れなかったですね。しばらくトップ戦線を離れてコンディションを整える期間があったと思いますが、今年50周年の序盤にこれだけ厳しい攻撃を受けてしまうと、G1やその前後のビッグマッチが大変になりそうです。
逆に言えば、それだけ内藤も本気でベルトを取りに来ているのでしょう。「来年の1.4のメインに立つために!」と公言していますが、もう始めからベルト奪取を考えているのでしょう。
まだ先の長い前哨戦ロードでどこまでオカダが巻き返せるかに注目ですね。
棚橋はキラーモードに入るのか?
その一方で、USヘビーを賭けてSANADAと対戦する棚橋は、試合後の場外で内藤がオカダに変型足四の字のかけているところで、オカダを助けることも無くただ内藤の前で仁王立ち。
このシーンは気になりましたね…
ヤングライオンが技を解こうとしていたので、自分が絡む必要は無いと思ったのか?それとも、既に次の挑戦者を内藤と思っての威嚇行動だったのか?
自身のPodcastでは、「今年はIWGP世界ヘビーを取る」と宣言した棚橋の戦いは、目前のUSヘビー戦の先を見据えているのかもしれませんね。
それだけSANADA戦への自信があるのかもしれませんが、自信過剰は足元をすくわれる結果となるかも!?
果たしてどうなっていくのか?に注目ですね。
YOHの本気はどこに行ってしまうのか?
元Roppongi 3K対決が、なかなか幕が降りずにズルズルと続いています。YOHがヒートアップし過ぎて反則負けになると言う珍しい結末。
その後もしつこく殴りかかるYOHを止めるでも無く、EVILに食ってかかるでもなく、あまり見せたことのない不敵な笑みを浮かべて退場する石井。YOHの覚醒に満足なところがあったのでしょうか。
ただ、これは去年の「喧嘩しようぜ」の時にやって欲しかったですかね。ちょっとマンネリ感も出てきました。
そして、HOTの反則三昧の攻撃を更なる反則で返していく危険性がYOHのキャラにはありますね。哲学者ニーチェの有名な言葉をなぞっていかないことを祈っています。
怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。
フリードリヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』
ここで、別の形のヒールターンも面白いかもしれませんけど。
KOPWが面白くなってきた
今までは、矢野のオモチャとなっていたKOPW。コミカル路線が続く中、鈴木みのるが入ってきたことで、グッと硬派路線に傾いてきましたね。
ケージマッチは、どんな戦いになるのか想像つきませんが、どちらになっても面白そうです。