Aブロックを真剣に考えて、ワールドの試合リンクを探したりしていたら、Bブロックに辿り着く前に倒れそうでした(笑)。
9.19 エディオンアリーナ(大阪)
SHOはAブロックにもBブロックにも顔を出すんですね。AブロックとBブロックの初戦だけではありますが。
第5試合 後藤 vs タイチ
絶好調のジェフ・コブ、そして優勝待望論の強いSANADAを押しのけてのセミとなったこのカード。会社としての期待の強さもありながら、やはり現IWGPタッグチャンピオンと現NEVER6人タッグチャンピオンの底力と言うべきでしょうか。
後藤とタイチも結構試合をしているイメージがあります。今年のNew Japan Cup、2019年のG1、2018年のNEVERは2回。いや、3wayマッチもありましたね。タイチの先制攻撃が凄まじすぎて後藤がダウン状態になってしまい、タイチが余裕そうにヘラヘラ笑いながら必死に後藤を起こしていく試合もありました。
G1初戦と言うこともあり、バチバチの試合が展開されることでしょう。優勝戦線に食い込んでいくためには、お互い負けられない一戦です。
第6試合 棚橋 vs オカダ
過去の試合を振り返るのはツラい二人ですが(笑)、G1に限って言えば2018年に棚橋が優勝した時に行われたAブロック最終戦でのまさかのドローで棚橋が優勝決定戦に進出した試合が印象に残っています。
ただ、現USヘビータイトルホルダーとは言え、アーチャー戦や飯伏戦は棚橋の強さが光ったとは言えず、オカダと言えばV12以降はコンディションの悪さが目立ち、昨年のコロナ禍で行われた初めてのNew Japan CupではEVILに負け、KOPW初回でも矢野に負け、と最近は良いところ無し。
つまり最上のライバル関係を見せてきた二人が、お互いに浮上のキッカケを掴む試合となりそうです。
この二人にとってG1における勝敗はもちろん重要ですが、今まで強力なライバル関係として紡いできた歴史を、この試合でどう表現していくかで、Bブロックの今後の盛り上がりが決まる気がしています。
その他の試合
- 第1試合 藤田 vs SHO
- 第2試合 YOSHI-HASHI vs EVIL
- 第3試合 ジェフ・コブ vs オーエンズ
- 第4試合 SANADA vs タマ・トンガ
9.24 大田区総合体育館(東京)
正直言うと、Bブロックの試合順にはかなり違和感があります。自分の感覚が普通のプロレスファンやプロレス関係者とズレているのか!?と不安になる試合順です。
第1試合 棚橋 vs 後藤
IWGPのベルトをかけて何度も戦ってきたこのカードが遂に第1試合になってしまうなんて…時の流れが残酷に感じます。中途半端に第2、第3試合になるくらいなら第1試合で先陣を切ってほしいと言うことなのでしょうか?
棚橋 vs オカダ同様に古い試合になってしまうのか?決してそうでは無いことを見せてほしいです。
第4試合 SANADA vs タイチ
全日本プロレスをバックボーンに持つもの同士の対戦。
直近で言えば、IWGPタッグタイトルマッチの前哨戦となるスペシャルシングルマッチとなる試合は凄かったですが、その前にはNew Japan Cupでも対戦しています。バチバチファイトと言うよりテクニック勝負となりがちなSANADAをタイチは苦手なように見えますが、パワーで押し切ることができるのか?それともテクニックに封じ込められてしまうのか?
SANADAが戦い方を変えてくることは無いと思いますが、意外とクレバーなタイチが何か変えてくるのかに注目ですね。
第5試合 オカダ vs EVIL
EVILがロスインゴの頃の戦い方に戻すことは無いでしょうから、戦いとしては昨年のNew Japan Cupの決勝戦のような戦いとなるのでしょう。もちろん、オカダが同じ手を食らうはずは無いので、今年のスペシャルシングルマッチのような結果が生まれています。
最近はコロナ禍が予想以上に続き、かつこれからも続くことが予想される中で、ベビーフェイス優勢な戦い方が続いています。二人の対戦成績が五分と五分の状態でどんな戦いが繰り広げられるのか?新日本プロレスがどんなプロレスを見せようとしているのかが試される、ある意味今回G1の中でも非常に重要なメインイベントとなる予感がします。
その他の試合
- 第2試合 タマ・トンガ vs オーエンズ
- 第3試合 YOSHI-HASHI vs ジェフ・コブ
しかし、コンディションも戦績もBブロックの中ではトップと言っても過言では無いジェフ・コブが、今のところ第3試合よりも後の試合が無いと言うのが気になります…。
長くなりそうなので、次ページに続きます。
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