ドーム決戦前に昨年のドーム前後を振り返る

WK

一般的には正月三が日が終わると、もう正月気分も抜け出す頃ですが、プロレスファンにとっての正月は1.4!そして1.5!ですよね(笑)。

そんな1年の総決算でもある東京ドーム大会を明日に控えて、昨年のドーム大会とその後の状況を振り返ってみようと思います。

そもそも毎年何となくではありますが、ワールドタッグリーグやG1辺り、そしてここ2年はBest of the Super Jr.なんかは大体覚えていますけど、New Japan Cup辺りは曖昧で、その後のビックマッチって何だっけ?となり、「昨年の1.4って何したんだっけ?」となりがちな50歳です(笑)。

どんなことがあったのか?ブログを見ながら当時の様子や感情を振り返ってみようと思います。

1.4は飯伏が内藤から二冠奪取

そう言えば一昨年はG1の権利証が初めて移動した年でもありましたね。2020年のG1覇者である飯伏が、まず内藤に挑戦。権利証を奪ったジェイ・ホワイトが1.5でその勝者に挑戦と言うストーリーでした。

関連記事

今年はカレンダーが良かったので見に行きたかったのですが、ワールドでの観戦。しかし!その熱狂は十分に伝わってきました!ちなみに一昨年はこんな感じでしたが…(笑)Photo by NJPWphile第0試合 ニ[…]

それ以外にも忘れてしまうようなことが色々とありましたね(笑)。

・KOPWで矢野がまず勝利

・ファンタズモ vs ヒロムで疑惑の右足問題

・ザックが「It’s Fxxking TOKYO DOME!」と叫びながら漢気を見せたタッグ選手権

・小島がジュースの代役を務めてKETNAのUSヘビーに挑戦。終わった後にモクスリーがビデオ出演

・棚橋 vs オーカーンで棚橋勝利し、ユナイテッドエンパイアの出鼻を挫いた

・オカダ vs オスプレイ(去年の1.4でやってたとは!)しばらく封印していたレインメーカーが炸裂

飯伏 vs 内藤の名勝負も内容をほとんど覚えておらず…とは言え、大興奮の一戦だったことはブログからも伝わってきます(笑)。

1.5は、鷹木 vs ジェフ・コブのNEVER戦から!

1.5は残念な試合が多かったようですが、このNEVER戦だけは凄まじかったですね!

関連記事

内藤もオカダも棚橋もいない1.5がどんな風になるのか?楽しみでもあり怖くもありましたが、大会全体としては大盛り上がりの1日でした!ただ、いくつかの試合は残念な感じでした。契約更改に向けての課題となるのでしょうか。頑張ってほしいとこ[…]

この試合から鷹木の昨年の快進撃が始まったと言っても過言では無いでしょう。そんな戦いが今年のドーム大会でも見られるのでしょうか?

そして、ヒロム vs 石森はあまり面白くなかったようで、正直印象にも残っていませんでした。昨年のBOSJで石森が優勝できなかった理由の一つなのかもしれません。

メインのジェイ vs 飯伏では、昨年のG1では失敗して長期離脱となったフェニックス・スプラッシュがこの時は見事に炸裂!G1でも決まっていたらどうなっていたのか!?と勘繰りたくなるような激闘でした。

ジェイ・ホワイトの反乱

東京ドームでの大一番に負けたジェイは、一昨年夏の「日本に来る来る詐欺」に続く「辞める辞める詐欺」が勃発しましたね(笑)。

関連記事

東京ドーム大会が終了し、ひと段落かと思いきや、ジェイ・ホワイト退団の噂でむしろ盛り上がっていますね!多くの人たちが心を痛めているジェイ・ホワイトの去就問題。いったん現時点の状況をまとめてみました。1.5 東京ドーム後のバッ[…]

当時はかなりネガティブな論調が各ブログやTwitterでもありましたが、結果は今まで通り変わらずでジェイの手のひらに転がされていました。しかしながらコロナ禍とは言え、ジェイ・ホワイトが昨年のG1にも参加せず、NEVERのベルトを取られてからも何も表明しないと言うのは不気味ではあります。東京ドームに来ることはあるのか?NJPW Strongが主戦場となるのか?今後の去就にも注目ですね。

1.30 棚橋がNEVERを戴冠

前哨戦での引き分けで、棚橋が鷹木に「惚れた!」と言っていた試合も凄まじかったですが、本戦となるNEVER戦でも棚橋・鷹木が魅せてくれました。

関連記事

昨日の「THE NEW BEGINNING in NAGOYA」は感動の試合が目白押しでしたね!第1、第2試合の20分1本はキツい大盛り上がりの名古屋ビックマッチだったとは言え、コロナ時短の影響もあってか、さすがに20分1[…]

第三世代とエンパイアの戦いも面白かったですが、飯伏のバックステージコメントでヒロムとSHOの間に割って入るKYぶりも別の意味で面白かったですね(笑)。SANADAとのIWGP戦がバックステージで盛り上がらないと言うこともあってか、八つ当たり的にヒロムに絡んでいく様がウケました。

新日本プロレスとAEWとの提携はどうなった?

そう言えばこんな記事もありましたね。

関連記事

もー、色んなことが起こり過ぎ(笑)https://twitter.com/njpwworld/status/1357297999773200386新日本プロレスが公式で大々的に発表した結果、国内も海外も新日本プ[…]

KENTAがモクスリー戦でAEWのリングに上がったりはありましたが、具体的な成果は未だ出ていないように思います。やはりコロナがまだ大きいのでしょうね。2022年、オミクロンが落ち着いたら動きがあるのでしょうか?

一気に動きそうで楽しみでもあり、不安も少しありますね。

広島ビックマッチでのそれぞれの漢気

2月、東京ドーム大会後の最初の大一番となるこのシリーズ。契約更改前のピリピリ感もありましたが、ドームの熱をそのまま持ってきた感がありました。

関連記事

広島ビックマッチの初日。それぞれの漢気あふれる戦いが相乗効果を生む神大会でしたね!上村の漢気鈴木みのるの見せ場である入場シーン。「入場が8割」と言われる現代プロレスにおける重要な場面にも関わらず、その場面の完全なタイミング[…]

上村、鈴木みのる、BUSHI、タイチ、ザック、飯伏、SHO…それぞれがそれぞれの想いを込めた戦いが感動的でした。SHOもこの頃はまだ頑張り屋さんの好青年。最愛のお兄さんの死とパートナーの長期欠場等、ツラいことも多かったでしょう。今思えばお兄さんが亡くなったことでヒールターンに踏み切れたのかもしれませんね。

その他、内藤が怪我から復活したかと思えばヒロムの長期離脱など、怪我人やコロナ関連の欠場も多い一年となってしまいました。

そしてヒロムにタイトルマッチ指名されたBUSHIの咆哮もアツかったですね。ジュニアの面々がそれぞれの立場でアツく主張する様はヒロムの気持ちを汲み取っているようで感動的でした。

関連記事

高橋ヒロムの怪我は大変に残念でしたが、この漢気あるベルト返上で色んな選手に火が付きましたね!ヒロムの漢気きちんと一礼して返すところ、そして後継にBUSHIを指名するところは少し涙が出ました。htt[…]

そして、デスペラードが3wayを制してジュニア王座初戴冠!そして内藤を破ってIWGP防衛した飯伏に、デスペラードが7年ぶりに旗揚げ記念日でシングルマッチ挑戦、と言う胸熱な展開でした。

関連記事

週末は色んなことが起こり過ぎましたが、時間的に厳しいので(涙)、ひとまずこの話題だけ。デスペラード初戴冠!3wayの妙と言うところもあったと思います。バックステージコメントで自身でも語っていた通り、倒されたタイミングもあっ[…]

金丸・タイチがセコンドについたこの一戦は、結果的には飯伏の圧勝とはなりましたが、デスペラードを支える鈴木軍の面々も介入することもなく、真摯にセコンドに徹したことも感動的でした。デスペラードの真剣に戦いたい気持ちが二人をそうさせたのでしょうか。

そして、飯伏がベルトを統一したことで賛否両論となったベルト問題。今となってはそれも落ち着いてきた感がありますが、防衛をし続ける飯伏の足枷となってしまったことは間違えないでしょう。とは言え、後世に語り継がれるターニングポイントであることは疑いの無いところです。

このあと、New Japan Cupに突入となります。

やはり(笑)意外に覚えていなかった昨年のドーム大会とその後の様子。New Japan Cupで一度区切りがつくとは言え、ドームでの戦いの状況でその後も影響があったことが伺えます。

さて、本日の1.4ではどんなドラマがあり、その後どんな展開が繰り広げられることになるのか!?楽しみが尽きませんね。

ブログ主のTwitterをフォローしてね
NO IMAGE

プロレスブログランキングに参加しています。ぜひ応援クリックをお願いします。


プロレスランキング

※基本的に、ブログ内の選手敬称は略していますが、選手全員をリスペクトしています。