ビックマッチに向けて前哨戦真っ只中!
とは言え、前哨戦を試合で魅せていくのは一流選手としても難しいです。石井とジェイの、後藤を交えた抗争や、ヒロムとSHOのバチバチな同級生対決は上手く行っていると思いますが、
アイアンフィンガーを絡めたタイチ・ザック組 vs GoDは大盛り上がりとは言えず、
IWGPジュニアタッグ戦線はこれからどこにいくのか見えず、
二冠戦は飯伏劇場のおかげで何とか注目が続いている
と言う感じでしょうか。
辻が仕掛けた!
そんな中、内藤とのシングルマッチを切望する辻が仕掛けてきましたね!
「気合とド根性一閃!」の上村もすごく良いのですが(笑)、こう言う仕掛けをしてくる辻には、非常にクレバーさを感じます。
その仕掛けの内容、有料サイトの文面をそのまま載せられないので(笑)、要約すると以下です。
- 新日本プロレスワールドの会員数が約11万人
- その半分が”いいね”したら価値のあること
- ファンを大切にする内藤はもちろん、会社としても価値がある
- 公式Twitterに載せて欲しい
その様子は、公式Twitterには取り上げられていませんでしたが、YouTubeには取り上げられていましたので、貼っておきます↓
まず、辻に勝算はあるのか?
まだ入社3年目程度の新人が会社の中でこんな企画を立ててくるだろうか?それだけでも十分称賛に値するものの、進め方はもう少し効果的な方法があっただろうなぁ、と思います。
とは言え、まずこの時点で辻に勝算があるのかを検証してみます。
目標は55,000人!
「なぜ会員の半分を目標にしたの?」と言う違和感がありますが、それは後でやるとして、まずはこの数字が目標です!
公式Twitterの会員数は?
日本の公式Twitterの会員数は41万人です!

それだけでは無いですよね。海外の公式サイトも加えましょう!14万人です。

合わせて、なんと!55万人!
55,000人が目標だとしたら、半分では無く、たった10分の1!
偶然の一致なのか、奇妙な数字ですよね。
でも、辻がこのことを分かっていて、
「公式Twitterのフォロワー数の半分」では無く、
「新日本プロレスワールドの会員数の半分」
で提案してきたのだとしたら、恐るべき策士です!
実績はどうなのか?
しかしながら、今のはただの数字合わせです。
ビジネス的に言えば「市場の大きさがどうなのか?」を示したに過ぎません。
実績として、どれくらいの”いいね”を集めたことがあるのか?
つまり、新日本プロレスファンが、こうしたイベントでどれくらい投票をしたことがあるのか?
それが大事です。そして投票と言えばKOPWですね(笑)。
現時点、一番盛り上がったと言っていいでしょう初回のKOPW試合投票。その様子は↓の記事で当時書いています。
最も盛り上がったのが、小島 vs デスペラードの試合投票ですが、
なんと!
国内で51,000票!海外で11,000票で、合計62,000票!
他の試合投票も、概ね国内4万票、海外1万票なので、合計するとおおよそ5万票!
市場規模、実績ともに5〜6万票は現実的!
ここまで見越しての提案だとしたら、ますます辻、恐るべきクレバーさですが、そこは「新人としては立派!」と言うことであって、会社としてはそう考えないと言うことだと思います。
会社として気になること(妄想)
ここからは(今までも?(笑))妄想の域を出ませんが、自分が会社の上役だとしたら気になることがあります。
- なぜ半分なの?
- 自分だけの利益を主張し過ぎてない?
意外に長くなり過ぎたので(笑)、次ページに続きます。
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