昨日の試合は色々とありましたが、メインに全て持っていかれてしまいました。
柴田のバレクラ入りは無かった!
この時期に、敢えて事前告知してまで柴田の見届け役+解説。どんなことが起きるのか?の予想を↓の記事でしておりました。
まずは、先週土曜日の大会。セミでは田口が薄氷のケツ勝利(笑)、メインのファンタズモ vs ロッキー戦は壮絶な時間切れ引き分けとなりましたね。https://twitter.com/njpw1972/status/[…]
柴田が棚橋寄りの解説をし、正論を言い、KENTAを蔑み、それらを実況陣がそのまま肯定する度に、「柴田がやはり裏切るのでは無いか?」とヒヤヒヤしていました。今までも「まさかの裏切り!」はこう言う空気の時に起きていたので…。
でもそんなことは無かった!
ただ、ただ棚橋を応援し、「棚橋くんのサポートになるなら何でもやるよ!!!」と言い切った柴田。その言葉が聞こえた瞬間、これで裏切ることは無いと安心してまず号泣(笑)。
同期の絆の強さ
KENTAの反則にリングに上がり、制裁を加えて再び五分の状態に戻す柴田。そして棚橋に駆け寄り励ます。それまでぐったりしていた棚橋が、その瞬間に咆哮とともに再び息を吹き返す。
「ちょっと茶番が過ぎるんじゃない?」と笑いながらも再び号泣。
そして、ハイフライフローでトドメを刺した時には画面の前で、いつの間にかガッツポーズをしていました。
オリンピックも真っ只中で、「見てて面白い」とか「感動の名場面」とかのスポーツは色々とあるけど、やはりここまで一体となって盛り上がれるのはプロレスしかないですね!
口の悪い人からしたら、「既に最盛期を過ぎ、まともに動くこともできない落ち目の選手と、もうリングに上がることもできない元選手の二人が会社に忖度されて持ち上げられて、何が面白いの?」となるかもしれない。
でも、そんな二人が織りなす人間模様やかつての風景が人をここまでアツくさせる、これこそがプロレスであり、そんなプロレスと言う枠組みこそ超える存在になりつつあるのだと、言いたいです。
「生え抜き」と言う言葉は、それ程好きでは無いし、色んな団体から参戦することが当たり前になっている今の新日本プロレスには相応しくないのかもしれないけど、生え抜きの同期だからこそ分かる感情や空気感と言うのは絶対あると思うし、それこそがWWEやAEWと言った海外団体には無い絆だと思う。
そして、棚橋と柴田のような絆が、ヒロムとデスペラード、EVIL、SHO&YOHたちにも紡がれていくのかと思うと、10年後がまた待ち遠しいです。
メインカードの変更
そんな中、遂にメインのカードが変更となってしまいました。
飯伏vs鷹木もある意味形を変えた同期対決。このカードもとても楽しみでしたし、他にも多くの方々が楽しみにしていたと思います。昨日のメインが終わった時は「棚橋に代わってもいいかも」と正直思っていましたが、現実に本当に代わってしまうと、複雑な気持ちでいっぱいです。
ただ、決まってしまったからには、ゴールデン・エース+柴田で棚橋の後押しをして欲しいと思います。メットライフドームでのリベンジも十分あることでしょう。
そして迎え撃つ元気ハツラツおじさん!初めてのドームメインの重圧と、新日本のレジェンド二人を相手にすることで普段通りの試合ができないかもしれない。
鷹木は要らないと言っているかもしれないけど、ここはジュニアタッグで共にベルトを巻いたこともあるBUSHIがセコンドに付いてこのタイトルマッチを盛り上げて欲しいですね。
さて、試合開始までもう1時間を切ってしまいました。
どんなドラマが待ち構えているのか!?4連戦の最終日に相応しい東京ドーム大会!とても目を離すことができません!