柴田来日!棚橋vsKENTA戦で何かが起きる?

まずは、先週土曜日の大会。

セミでは田口が薄氷のケツ勝利(笑)、メインのファンタズモ vs ロッキー戦は壮絶な時間切れ引き分けとなりましたね。

「サドンデス」を食らっても耐えたロッキーの気迫も良かったのですが、ロッキーの猛攻を受けに受け切ったファンタズモにはチャンピオンとしての風格が滲み出ていましたね。これでタッグタイトルマッチはおそらくBullet Club組の勝利となるでしょうし、ロビーの次の挑戦者として東京ドームでの挑戦表明となることでしょう。

メットライフドームでのシングルタイトルマッチが楽しみです。

柴田の解説が正式決定

有償ブログで既に来日の様子が書かれていた柴田ですが、解説席に座ることが正式決定となりましたね。

https://twitter.com/njpwworld/status/1416369254463508489

最近のファンの方だと「柴田ってNJPW Strongで解説やっている人でしょ?」くらいの印象しか無いと思いますが、元々は棚橋と中邑と3人で「新闘魂三銃士」と呼ばれていた選手。棚橋とは浅からぬ因縁と友情があります。

棚橋と柴田の関係性についてはこちらの記事で↓

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棚橋の20周年DVDにもゲスト出演して、過去の試合の様子などをコメントしており、仲良さそうな様子が収録されております。

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また2018年の飯伏戦となるG1決勝では、ケニー・オメガが飯伏のセコンドにつく一方で、棚橋のセコンドには突如として柴田が参戦し、会場の度肝を抜きました。

その一方で、KENTAとは「ソウルメイト」と言い合う仲で、元々KENTAを新日本プロレスのリングに上げたのは柴田です。

解説席に座ると言うことなので、どちらかのセコンドにつくと言うことは無いでしょうけど、この3人の関係性を考えると、解説席につくことをこんなに事前から新日本プロレスワールドの中継時にわざわざアナウンスするなんて、何かが起こるんじゃないか!?と勘繰らざるを得ません。

どんなことが起きそうなのかを予想してみます。

普通に解説して終わる

いきなり身も蓋もない予想ですが(笑)、メインとは言えタイトルマッチでも何でもないこの試合。普通に試合したら、もちろん面白い試合にはなるでしょうけど、まぁ普通に終わる試合でしょう。いつものNJPW Strong同様に普通に柴田が解説して終了。

ただ、「何かが起こるかも!?」と期待感を膨らませるには、「柴田が解説に来る」と言う、特にお金もかからず、込み入った仕掛けも必要無い手法が効果的ではあります。

「期待感を膨らませたけど、何も起きなかった」と言うのはプロレス界では王道ですから…。

柴田が復帰!

わざわざこの試合に合わせて持ってきたと言うことは、やはり柴田の復帰を期待せざるを得ません。

2017年、オカダとのNew Japan Cup決勝戦後に倒れ、急性硬膜下血腫となって現在も長期欠場中の柴田。コロナ前のKAMINOGEと言う雑誌のインタビューでは「まだ現役のレスラーであり、自分なりの試合ができると思っている」と言う主旨のコメントをしていました。

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もし復帰するとしたら、やっぱりコロナとか関係無いところで盛大にやってほしい気持ちもありますが、年齢的なものあり、そろそろ復帰をしないと復帰後の期間が短くなってしまいます。もしこのシナリオが発生したら大変なことになりますが、もう一つ気になることがあります。

「どちらの陣営で復帰するのか?」です。

本隊での復帰

今までの流れ、LA道場での指導者としての役割を考えると、本隊で復帰することが妥当でしょう。

KENTAのダーティーファイト、Bullet Clubの乱入等で我慢できなくなった柴田が棚橋を救出。本隊としての復帰を高らかにマイクアピール。想像するだけで号泣モノの光景ですし、このコロナで大変な時期のカンフル剤として申し分の無い東京ドーム前哨戦となるでしょう。

ただ、柴田が本隊として復帰すると言うことは、またかつてのストロングスタイルバチバチの試合をやると言うことになります。石井や後藤との白熱の試合はもちろんですが、オカダとの再戦や、成長著しい飯伏や鷹木、ジェイ・ホワイトらとの対戦も楽しみ以外の何モノでもありません。

ただ、頭蓋骨を切開したような選手に、以前と同じような試合を望めるでしょうか?本人がOKしても周りや医者が止めるでしょう。観ている方も「本当に大丈夫なのか?」と、試合に関係なくハラハラしてしまいそうです。

Bullet Clubでの復帰

棚橋との関係性やLA道場のことを考えると、起こり得ない、起こってはいけないシナリオだと思いますが、これがプロレスラーとして復帰するなら一番現実的でしょう。ダーティーファイトに徹底し、バチバチの瞬間はあったとしても試合を通じて行うようなことはしないようにすれば、ある程度の安全も保てるでしょう。

ただ、自分を含めて柴田ファンの精神が保てるかは分かりません。てか、無理かも。

ダーティーファイトで棚橋を苦しめるKENTAに激昂したと見せかけた柴田がリングイン。棚橋を助けるのかと思いきや、棚橋に対して強烈な張り手。ダウンする棚橋。ざわつく会場を尻目にKENTAと肩を組んで悪そーな顔で喜んで花道を帰る柴田。

柴田が復帰するのであればそれもやむ無しと考えるしかありませんが、先ほどの号泣とは違う、悔し涙の号泣を流してしまいそうです。高校同級生で若い時はともに苦難の道を歩んできた後藤も棚橋救出に出てくるでしょう(第2試合出場)。

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このシナリオでは、棚橋、後藤、石井、オカダが黙っていないでしょう。メットライフドーム大会、G1に向けて壮絶な戦いが繰り広げられそうです。もちろんLA道場生も黙っているはずもなく、日米を巻き込んだ大きなうねりとなって2021年の後半戦を飲み込んでいくことになるに違いありません。

果たして、世紀の大事件の幕開けとなるのか?それともただの普通に試合の解説をして終わるのか?ある意味、東京ドーム大会以上に見る方も緊迫した試合となりそうです。

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